バイクに二人乗りで旅をするタンデムツーリングが人気です。バイクのパワーが向上し、高速道路の二人乗り解禁でますます遠くへいけるようになりました。そんなタンデムの乗り方のコツや、タンデムにおすすめのバイク、タンデムツーリングにあると便利なアイテムをご紹介します。
タンデムツーリングのすすめ
国産バイクのハイパワー化や道路の整備状況の改善、そして何よりも高速道路でのタンデム走行の認可などにより、タンデムでツーリングを楽しむ人が増えています。
でもタンデム走行は、ライダーとパッセンジャー2人の息がぴったり合っていないと、お互いに疲労が蓄積するだけのつまらないツーリングになってしまいます。
そこでタンデムツーリングの乗り方やバランスの取り方のコツ、タンデムにおすすめのバイクや便利なアイテムについてご紹介します。
タンデムツーリングの服装
ヘルメット
SUNHORSE バイクヘルメット

タンデムでバイクに乗る場合は、ライダーと後ろに乗るパッセンジャーの2人ともがヘルメットの着用義務があります。後ろに乗るだけなので簡易的なヘルメットで構わないと思われがちですが、転倒時に頭を打つ確率は前も後ろも変わりません。
バイクを操るライダーと同様にSGやJIS、スネルなどの規格をパスしたものが求められます。また乗車するバイクや、操縦するライダーとのデザインもちゃんと合ったものを選ぶことをおすすめします。
ウェア
コミネ(KOMINE) RK-539 755

タンデムでバイクのリヤシートに座るのは女性の場合も多くありますが、もちろんスカートやショートパンツで乗ることはNGです。上半身も風による体温の低下や、転倒時の怪我を考えると長袖の着用は必須です。できれば下はジーンズなどで、上はパッド入りのライディングウェアが好ましいと言えます。
グローブ・ブーツ

パッセンジャーなのでシフトやブレーキ操作がないからと、サンダルなどで乗車するのはもちろん論外です。ステップに足を乗せることを考えても、ヒールの高くないスニーカーなどが好ましいですし、くるぶしを保護してくれるブーツであれば言うことなしです。
手に関しても、転倒時の怪我を防ぐためにはライディンググローブか、せめて軍手などで手のひらを保護したいものです。