目次
タンデムツーリングの乗り方:ライダー編①
タンデムツーリングの乗り方:ライダー編②
タンデムツーリングの乗り方:ライダー編①
自然な乗車姿勢

(画像=『暮らし〜の』より引用)
2人でバイクに乗るタンデムでは、パッセンジャーは前に乗るライダーの体にしがみつくことでバランスをとります。そのためライダーが加速時に極端に前傾したり、コーナー時にMotoGPライダーのような”肘擦り”のごとく体を傾けることは、パッセンジャーに異常な恐怖心をもたらしますので避けなくてはいけません。
乗り方のポイント

(画像=『暮らし〜の』より引用)
前傾の強い車種であっても、ライダーはできるだけ上半身を起こした自然な姿勢を心がけます。コーナーリング時も、極端に体を傾けることなく、ライダー、パッセンジャー2人の体がバイクのバンク角と一直線になるリーンウィズと呼ばれる姿勢がもっともバランスを保ちやすくなります。
タンデムツーリングの乗り方:ライダー編②
急な挙動を避ける

(画像=『暮らし〜の』より引用)
いつもは無意識に行う発進やシフト操作も、二人で乗る場合は注意が必要です。
急な発進や加速時のシフトアップ、減速時のブレーキングやシフトダウンも、タンデムライダーには思いのほかストレスとなりますし、最悪の場合にはバランスを崩して転倒に結びつきかねません。できるだけスムーズな操作で、急な挙動を避ける必要があります。
乗り方のポイント

(画像=『暮らし〜の』より引用)
バイクをスタートさせる際には、半クラッチをうまく使ってスムーズな発進を心がけます。同様に加速時のシフトアップや減速時のシフトダウンの際も、回転を合わせてクラッチをつなぐことで、不自然な挙動を最小限に抑えることができます。
ブレーキングに関してもエンジンブレーキを有効に使い、急減速によるパッセンジャーへの負担を減らすようこころがけます。またタンデムの場合は、2人分の体重や荷物でブレーキの効きが若干悪くなることも把握しておきましょう。