ミツバと良く似た食材、それが「根三つ葉」です。
厳密にはどちらもミツバなのですが、若干異なる点もあります。

今回はそんな「根三つ葉」がどのような食べ物なのかという点についてまとめます。

目次
栽培方法で三つ葉は変わる!
 ・根三つ葉
 ・切りミツバ
 ・糸ミツバ
 ・天然自生している三つ葉
各種「三つ葉」の旬
 ・根三つ葉の旬
 ・切りミツバの旬
 ・糸ミツバの旬
ミツバの注意点
 ・ミツバは日持ちしない
 ・下ごしらえを間違えると色が変わってしまうかも!
まとめ

栽培方法で三つ葉は変わる!

「根三つ葉」とはどんな食べ物?ミツバとは何が違うの?その旬は?
(画像=『FUNDO』より引用)

実はミツバは栽培方法によって種類が変わります。
そのため、分類する際は栽培方法に注目しましょう。

根三つ葉

根三つ葉はゴボウ状の根が付いたまま収穫される三つ葉です。

6月頃に種を撒いて冬に地上部の葉が枯れたら根元に土寄せし、遮光した状態で軟白栽培して越冬させることで作ります。
その後2月頃~3月頃にかけてビニールで覆って伸びてくる新芽を寒さから守り、春なると根が付いたまま収穫されます。

この栽培方法により茎が太く根が細いゴボウのような三つ葉となったものが「根三つ葉」と呼ばれるのです。

切りミツバ

切りミツバはその名の通り、根が切られた状態で収穫される三つ葉を言います。

根元を切断した状態で刈り取る栽培方法が主流です。
こちらのミツバは関東を中心に出回っているもので関西ではあまり見かけません。

糸ミツバ

糸ミツバはスポンジ状の根が付いたまま収穫される三つ葉を言います。

水耕栽培などの水を利用した栽培方法が主流です。
こちらのミツバは全国のスーパーなどで年中販売されています。

天然自生している三つ葉

天然自生している三つ葉は人間が栽培しているものとは別物と言えるかもしれません。

人の手が加わったものは育て方によって特色が変わりますが、自生するものはどれも葉っぱが大きく茎もしっかりとしています。

人工栽培の三つ葉に比べて香りが強いのも特徴です。
そうした天然ものはまた別のミツバとして扱われます。