【6】長すぎる路面電車は走行できない!

最後に路面電車の特殊なルールについて解説しましょう。

今でも日本の地方都市にはたくさん路面電車が走っていますが、路面電車の車両編成って普通の列車に比べると短いですよね。

実はこれ、軌道法という法律によって路面電車の1編成の長さが、全長30メートル以下と定められているのです。

そのため、長くても4両編成の路面電車までしかなく、それ以上長い編成は原則ありません。

路面電車は車道にレールを敷いて、車と列車の両方が通れるようにしていますので、車両が長すぎると自動車の交通の妨げになってしまいますよね。

意外と知らない鉄道ルール6選 実はその行為違反かも!?
こちらは広島電鉄の路面電車。1両や2両編成が多く、全長30メートルを超えることはありません(筆者撮影)(画像=『オトナライフ』より 引用)

まとめ

いかがでしょうか? 日常的に利用している鉄道ですが、意外と知らないルールがあったのではないでしょうか?

今回紹介したルールのなかでも、とくに危険物の持ち込みは、近年の放火事件などの影響もあり取り締まりが強化されています。

知らなかったでは済まなくなることもあるので、該当しそうなものを電車で運ぶときは、事前にしっかりチェックしておきましょう。

文・西澤浩一/提供元・オトナライフ

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