■ カード会社に相談も

消費者へのアドバイスとしては、「『¥』表示が日本円(JPY)なのか、中国人民元(CNY)なのか、通販サイトを隅々まで確認する」こと。そして、「販売業者との交渉による解決が困難な場合はクレジットカード会社に相談する」ことを紹介しています。

最後に「不安に思った場合や、トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センター等へ相談しましょう」と呼びかけています。公式Twitterでは「困った時は、消費者ホットライン『188』に電話!」と紹介しています。

■ 「calli-calli」のサイトを検索してみた

実際のところどういう表記がされているのか、編集部のパソコンで検索してみました。するとパソコンに入れていたセキュリティソフトの警告が表示され、検索結果の一覧では「このウェブサイトは危険です」の表記。

その「¥」表示は本当に日本円?国民生活センターが注意喚起
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

そして検索結果を開いてみると、「お待ちください。このウェブサイトは危険です これはフィッシングサイトです。機密情報(パスワード、クレジットカード番号など)を盗もうとする偽サイトです。サイトを完全に回避することをおすすめします」というより強い警告表示が。

その「¥」表示は本当に日本円?国民生活センターが注意喚起
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

すでにセキュリティソフト側では対策しているようなので、記者が使用しているソフトに限らず対策ソフトを導入している人には同じように警告が出る可能性があります。なお、さらに調べたところ問題のサイトはすでに消えているもよう。

消えているのだから一安心、と言いたいところですがこの手のサイトは「消えては誕生」を繰り返すもの。違う名前で新たにできる可能性が高く、引き続きのさらなる警戒が必要です。

<参考・引用>
国民生活センター公式Twitter(@kokusen_ncac)
国民生活センター
※画像は、国民生活センターのホームページ、Google検索結果画面などのスクリーンショットです。

(佐藤圭亮)

提供元・おたくま経済新聞

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