文字起こしアプリの選定ポイント
選ぶべき文字起こしアプリは、文字起こしの目的や用途、求める精度などにより異なります。文字起こしアプリの選定ポイントを5つ紹介します。
対応したデバイスやOS、ファイル形式
まずは文字起こしに使うデバイスとそのOSを確認し、導入候補の文字起こしアプリが対応していることを確かめましょう。
文字起こしの対象となる音声・動画のファイル形式も重要です。ファイル形式は変換することもできますが、これには手間がかかります。何度も文字起こしをするなら、音声・動画ファイルをなるべく統一し、変換の手間がかからないようにしましょう。
文字起こしの精度
人の手による修正・調整を減らすために、アプリの文字起こし精度を確認しましょう。最近はAIを搭載し、高精度で音声を読み取れる文字起こしアプリが増えてきました。そのアプリがどのような技術を使っているのか、口コミや評判と併せて確認しましょう。
何度も使う前提なら、トライアルや安価なプランでアプリを実際に使ってみて、文字起こしの精度を確かめるのがおすすめです。
文字起こしの速度
読み取るファイルの大きさにもよりますが、アプリによる文字起こしは数分程度で完了することが多いです。ただ、容量の大きなファイルや長時間の音声をテキスト化するにはそれなりに時間がかかります。アプリによる文字起こしのスピードを確認し、ストレスフリーで使えるものを選びましょう。
特に議事録作成のために、リアルタイムで文字起こしをするような場合、リアルタイムで文字起こしができるアプリがおすすめです。
機能
文字起こしアプリには議事録作成をサポートしたりテキスト化したファイルを共有したり、便利な機能が付帯したものも多いです。動画用の文字起こしアプリには、テキスト化した音声をそのまま字幕にし、動画に入れられるものもあります。
文字起こしの目的に応じて必要な機能、あると便利な機能を考えてみましょう。
料金
無料で利用できる文字起こしアプリもありますが、文字起こしできる容量(動画や音声の再生時間)や機能が制限されていることが多いです。無料でどこまでできるのか、機能と価格のバランスはどうなのか、料金の金額や形態を確認しましょう。
一般的に、高機能のアプリほど料金が高くなっていきます。本当に必要な機能を見極め、費用対効果の高いアプリ・プランを選びましょう。