パスワード再設定画面に遷移してみる

 とりあえず、パスワードは上記で抜かれるものとして、その下の「パスワードを忘れた方」を押すとどうなるか。

 すると、パスワード再設定画面に遷移。遷移先のURLは本物の「メルカリ」のドメインとなっていました。偽メルカリから、本物のメルカリに飛ばしているのです。

「メルカリ」名のる怪しいメールを調査 誘導先には何がある?
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 偽メルカリからしたら、散々パスワードを抜いたあとなので、もう用無し。盗まれた側は、その後本物に飛ばされるので、被害に気付かないこともあるでしょう。フィッシングサイトではよくある手口です。情報抜いたあとは、最後本物に飛ばす。今回もその流れのようです。

 筆者はここで離脱しましたが、その後しばらくして再度このフィッシングサイトにアクセスしたところ、ブラウザ側が完全に「悪質サイト」として認識したためか、赤い警告画面が登場し、アクセスは不能となっていました。

「メルカリ」名のる怪しいメールを調査 誘導先には何がある?
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

 仮に警告画面が出たとしても、相手は次々とアドレスを変更し、我々の個人情報を狙ってきます。

 今回のように、「メール」という常套手段を使う場合や、SNSを使う場合もあり、最近その手口は多種多様化しております。ですので、まずは、サイトにアクセスする前に「本当に大丈夫か?」というのを常に意識しておくことが重要かと思われます。

(たまちゃん)

提供元・おたくま経済新聞

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