乗っていたエレベーターが75階から落ちても、生き残った人がいる
1945年、エンパイアステートビルにB25爆撃機が衝突する事故が起こりました。その時、75階に位置していたエレベーターのケーブルが2基とも切断され、中に女性の乗客が1人いたにもかかわらず、地上へと落下していきました。さすがに75階もの高さから落ちたのでは女性もひとたまりもないのではないかと思われていましたが、なんと命に別条がなく、無事に生きて戻ってきたそうです。
というのも、落下した際に、300mほどの長さのケーブルが先に落ちていき、それが地上でとぐろ状になっていたことから、落下したエレベーターの衝撃を吸収し、女性を守ってくれたというわけです。
エレベーターが落ちるということは、まず考えられないことで、複数のロープやブレーキが設置されていて、それ以外にも様々な安全機能が乗客を守ってくれています。この出来事は今から100年近く前のことで、航空機の衝突という非常にレアな事故が原因であるため、エレベーターに乗るときにケーブルが切れて落ちるかもという怖いことは考えなくても大丈夫でしょう。
掲載日時 | 2024/2/9 18:00 |
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タグ | 聞くトリビア 大橋俊夫 |
提供元・QUIZ BANG
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