■ターゲットは売春婦へ

 立て続けにハンマーで撲殺しまくり、殺人にも慣れてきたユは、この年の12月に売春婦と交際を開始。しかし、数ヶ月後、彼の犯罪歴を知った女性から別れを切り出されてしまった。別れ話は激しい口論へと発展し、ユは彼女の体を縛り上げ荒々しく強姦した。女性は彼のもとを去り、怒り狂ったユは彼女を殺そうと決意。しかし、携帯電話の記録から自分が確実に第一容疑者として警察から睨まれると考え、彼女の代わりに別の売春婦を殺そうと決意。殺しのターゲットを金持ちから売春婦に変更した。

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(画像=画像は「Murderpedia」より引用,『TOCANA』より 引用)

 2004年3月15日、ユは麻浦区で23歳の売春婦を拾い、自宅に連れ込んだ。一夜を共に過ごした女性はユの言動に異様なものを感じ、隙を見て逃げ出そうとしていたが、髪の毛を鷲掴みにされ浴室に引きずり込まれた。ユは浴室で女性の首を絞め殺害。遺体をバラバラにし、ビニール袋10枚に分け入れ、早く腐敗するよう近所の湿度の高い場所に埋めた。

 それからしばらくして、ユはまた麻浦区で買った売春婦を自宅に連れ込んだ。手錠を見つけられて警戒されたユは、彼女を浴室に連れて行き、その体をくすぐった。そして、笑いながら前のめりになった女性の頭部をハンマーで殴打し気絶させ、首を切断し殺害。遺体をバラバラにしてソウル特別市江南区、奉恩寺近くの建設工事現場に捨てた。この被害者の遺体は発見されているものの、現在も身元は不明である。

 4月13日、ユは警察官だと偽り、バイアグラを車上販売していた44歳の男性の車に乗り込み、「違法にバイアグラを販売した罪で逮捕する」と言い手錠をかけた。しかし、男性はユが提示した警察バッジが偽物だと見抜き、これにユが逆上。新沙洞の駐車場に車を停車するよう命じ、男性を滅多刺しにした上で、頭部をハンマーで殴打し殺害した。男が死んだことを確認したユは、手錠を持ち帰るために男性の両手首を切断。遺体を乗せた車をインチョン広域市の駐車場へと移動させ、車に放火した。

 その後、5月7日から7月13日までの間に、ユは麻浦区でピックアップした風俗嬢9人を自宅に連れ込み殺害。全員、頭部をハンマーで殴打して殺害し、遺体をバラバラにしてはジメジメした場所に埋めることを繰り返した。