ヤギをペットにしよう3:寿命
寿命は比較的長い
ヤギの寿命は比較的長く、15年から18年程度と言われています。病気やケガをしにくい動物ですが、事前に病気の予防や治療に関する知識と診察してくれる動物病院を見つけておくことが大切です。ストレスの少ない環境を整えてあげましょう。
昔から救貧動物として
ウシやブタと言った家畜が全国的に広がる以前は少ない飼料や過酷な環境でも育つことができるヤギは救貧動物として飼育されていました。もちろん環境によって寿命は変化しますのでこの頃のヤギは今と比べると寿命は短かったようです。
オスは去勢しよう
寿命を伸ばしたり、ストレスを少なくしたりするためにはオスのヤギを飼育する際は去勢することをおすすめします。性格が大人しくなり、臭いも抑えられるため飼いやすくなるとともに発情期が来なくなります。
ヤギにも無用なストレスを与えずに済み、寿命を伸ばすことにつながります。動物病院にもよりますが、費用は1万円から2万円程度です。
ヤギをペットにしよう4:性格
ヤギはなつく?
ヤギは個体にもよりますが、基本的には温厚で従順な性格です。もちろん元気いっぱいのヤギや人をあまり好きでないヤギもいますので、それぞれに合わせたコミュニケーションの取り方が重要です。怒られると萎縮してしまい、トラウマになるおそれがあります。なつくように気長に育てて行きましょう。
オスの性格
オスのヤギはメスや去勢したオスヤギと比べると性格は荒くなります。性格以外にも臭いや力強さの違いが挙げられます。本能的に群れの中で順位付けするために威嚇や頭突きと言った特徴も見られますので、違いを知っておきましょう。
小さい頃から飼うとなつく
オス・メスいずれのヤギを飼うにしてもなるべく早い時期から人手によって世話をするとなつく傾向にあります。普段の声掛けや世話を通じて人は怖いものではないと理解させましょう。鳴き声や尻尾・全体を隈なく観察してヤギの感情を読み取るようにしてあげてください。
他の動物とも
ヤギは寂しがりで人になつく動物です。他の犬や猫とも一緒に飼うことができますので、すでに犬や猫をペットにしている人にもおすすめします。