ヤギの飼い方3:餌
餌の与え方
ヤギはあらゆる草を食べるので近年では除草にも利用されています。庭に草を栽培すれば自分で好きなときに好きなだけ餌としますが、前述したようにツツジ科植物やナス科植物がないように注意してください。また習性として目の前に出されたものは口に入れてしまいますので、その点も気をつけましょう。
餌の量と回数
ヤギに与える餌の量は体重に合わせて変化します。牧草などを乾燥した草を与える場合は体重10キロごとに240グラム、水分を含んだ草であれば体重10キロごとに800グラムを餌として与えましょう。副食として穀物を少量与えると喜びます。餌の回数は朝・夕の2回が基本です。
水と必要なもの
ヤギはあまり水を必要としません。しかし気が向いたときにいつでも飲めるように水入れを置いておきましょう。またペット用の岩塩を好きなときに舐められるように水場の周りに吊るすか、設置しておきましょう。塩が不足すると食欲減退に繋がります。
ヤギの飼い方4:しつけ
基本的には褒めよう
ヤギは成体から飼育するよりもできるだけ小さいうちに飼い始めるとしつけしやすく、なつくようになります。基本的には人に慣れやすい個体が多くなりますが、強く叱られたり嫌なことが多くなるとストレスを抱えてしまいがちです。
特に新しい環境に馴染むまでは寂しがって鳴き続けてしまうので優しく見守るようにしましょう。
餌をご褒美に
人と暮らすためにはルールを覚えさせなければなりません。トイレのしつけやコミュニケーションは行動を促し、できたら褒めて少量の餌を与えるようにするといい出来事と行動が関連づけられて覚えます。叱るよりも合理的で結果的として人になつくため褒めて育てて行きましょう。