ライアン・ハモンド
米オクラホマ州のライアン・ハモンドは4歳頃から親に対して「私は以前は別人だった」と言い出すようになり、映画界・ハリウッドに関係する話を頻繁にするようになったのだった。
子供の“妄言”だとは片づけられない話もあり、親はジム・タッカー医師のもとへ相談に訪れた。
ライアンの話の内容を検証したタッカー氏は、ハリウッドの裏方で働いていた人物であるマーティ・マーティン（1903-1964）の生涯に一致することを突き止めたのだ。
ライアンはマーティンに何人の子供がいて、何回結婚し、二人の姉妹がいることを知っていた。さらにアフリカ系アメリカ人のメイドを雇っていたことも憶えていたのだ。
詳しい検証でライアンはマーティ・マーティンについての55の事実を知っていたことが判明したのだが、年齢を重ねるにつれて彼の記憶は曖昧になっていき、青年になる頃には大半を忘却してしまったという。
(画像=画像は「Pixabay」より,『TOCANA』より 引用)
