■エプスタインと科学者たち

 エプスタインは「役立つ」と思える科学者たちを、エプスタイン所有の島に招待した。かの有名なホーキング博士も島を訪れ、エプスタイン氏がチャーターした潜水艦に乗ったという。

 エプスタインの島で、重力会議を開催した理論物理学者のローレンス・クラウス博士は、エプスタインの長年の支援者であった(最近、クラウス博士は、アリゾナ州立大学教授の職位を性的暴行の申し立てを受け辞任)。

 エプスタインが7億円を寄付し、設立を支援したハーバード大学進化ダイナミクスプログラムのマーティン・ノバク教授も、2002年にニューヨークマガジンのインタビューで、こうエプスタインを賛美している。

「ジェフリー・エプスタイン氏は、物理学者の心を持っています。彼は私の同僚のようなものです」(マーティン・ノバク教授)