塾選びを成功させるために体験授業で見るべき3のチェックポイント

40%の保護者が「塾選びを間違った!」と思っている?塾の選び方のポイントは?【2023年アンケート調査】
(画像=『FUNDO』より引用)

体験授業は、入塾後に感じやすい「不満」や「ギャップ」に気付くきっかけになります。
こんなはずじゃなかったという後悔を未然に防げるかもしれません。

一口に学習塾といっても、カリキュラムや授業の進め方も違えば、想定している子供像もさまざまです。
例えば同じ中学3年生が対象でも、「学校の授業理解が目的なのか、受験対策が中心なのか」「集団授業なのか、個別指導なのか」などで大きく違います。

ホームページやパンフレットなどからある程度はわかりますが、やはり細かい部分は実際に授業を受けてみないと分かりません。
実際に授業を受けた子供自身が勉強しやすいのかどうかなど、入塾後に気付くようなことを事前に把握できるのが体験授業のよいところです。

とはいえ、体験授業を漫然と受けるだけでは、ミスマッチに気付けない可能性もあります。
そこで、塾選びで失敗しないためにも次の3つのポイントを体験入塾時にチェックしてください。

チェックポイント① 授業の進め方やカリキュラムがあっているか?

授業の進め方やカリキュラム(授業内容)が子どもにあっているかどうかはとても重要です。
子供の成績アップや志望校合格に直結するといっても過言ではありません。

授業がわかりやすいかどうか、子供がやる気になる教材を使っているか、わからない点をしっかり質問できる環境を整えているかなど、体験授業で学ぶ子供の様子も含めて確認しましょう。
あわせて、宿題の量やテストのサイクルは適切か、子供が追いつけるペースで進められているかなども、塾に通う目的を踏まえて事前に教室長や講師に確認できるとベストです。

チェックポイント② 講師のタイプが、自分の子供に合っているか?

体験授業では、実際に指導する教室長や講師の人柄も確認できます。
塾のスタイルにもよりますが、講師によって授業スタイルに違いがあります。
優しくアドバイスする講師もいれば、熱血で厳しく指導する講師までさまざまです。

そのため体験授業では「自分の子どもにあっていそうな講師か」といった点に注意してみてください。
子供が接しやすそうか、授業スタイル・指導方法・話し方は子どものモチベーションをあげてくれそうかなどは、塾を決める大切な判断材料になります。
子供と保護者では、抱く印象が違うこともあるので、子供の意見も聞いてみてください。

また、体験授業では相性がいい講師でも、実際に入塾したら違う講師が担当になるという話もよくあります。
体験授業をしてくれた講師が担当してくれるのか、別の講師になるとしてもどのようなタイプがいるのかなどを必ず確認しましょう。
個別指導塾では、相性が良い講師を選べるところもあるので、講師との相性については体験授業後の面談で詳しく聞いてみてください。

チェックポイント③ 他の生徒の様子や教室の雰囲気はどうか?

他の生徒や教室の雰囲気などを観察してください。
特に集団指導塾では他の生徒と一緒に授業を受けるので、互いに影響を与え合います。

クラスの生徒になじめそうか、落ち着いて勉強できそうかなど、周りの生徒の学習態度や雰囲気を確認しましょう。
集団指導塾では、クラスも成績順で変更することがあるため、体験授業のクラス以外の様子も聞いておくことをおすすめします。

また、生徒の様子を知るには、自習室ものぞいてみてください。
自習室の雰囲気が子供にあっているかどうか、実際にのぞいてみてわかることもあります。

体験授業のときに自習室も確認させてもらえるように相談しておきましょう。