【飲酒しながらダイエット・1】 飲酒は喜び、楽しみ、そしてアイデアづくりに必要と考えています。筆者は、毎日の晩酌を欠かしたことがありません。会社員時代から起業した今も、酒を楽しみ続けています。特に日本酒が好きで、外飲み家飲みどれだけの時間を使ったのだろうか、怖くて考えることを拒否しています。現在は、自宅ワークが多いので、仕事をひと段落させ夜になると近所の酒屋さんへ出向いて晩酌用の日本酒を買ったり、ふらっと飲みに行ったり、常に新鮮な酒が入手できる環境にも恵まれています。40代後半、仕事はデスクワーク、そして毎日飲酒。この連載記事は、そんな筆者が半年で8キロ減量した体験談です。

中性脂肪値がやばいことになっちまった! 「飲酒しながらダイエット」の道へ
(画像=当社の所在地は高円寺、
飲酒環境に恵まれています、『BCN+R』より 引用)

「ただの酒好き」が「プロの酒好き」に進化!

 実は日本酒愛が大きいゆえに、オリジナルの日本酒器「hiyakan PRO」の企画開発をしました。hiyakan PROは、錫製の酒器と半導体を組み込んだ冷温機で構成され、熱燗・冷酒をダイニングテーブルで楽しむことができます。

 以来、日々の晩酌に加え、開発研究のために酒を飲み、営業活動として酒を飲むことが増えていきます。「ただの酒好き」が「プロの酒好き」になった瞬間でした。ますます酒量は増えるばかりです。

中性脂肪値がやばいことになっちまった! 「飲酒しながらダイエット」の道へ
(画像=hiyakan PROはセレクトショップ、
百貨店で販売中です、『BCN+R』より 引用)

そして事件は起きた…

 hiyakan PROの開発を終え、一般販売が始まりひと段落ついた頃、その晩は西荻窪で鯨飲し千鳥足でタクシーから降りたとき、後ろ向きにひっくり返り頭を割りました(4針縫いました)。

 幸か不幸か、この事件が自分の体を見直す機会となります。

 死の可能性すらあった怪我を負った筆者は自分に問いました。「なぜ泥酔するほど酒を飲むのだ?」「頭を割ったのだって2回目じゃないか、死んだらどうするんだ、体重も増え続けている、そういえば胃のあたりが重いし何か病気なんじゃないだろうか?」と、日々不安は増すばかりです。