コマセはオキアミ+配合エサ
コマセはオキアミに配合エサを混ぜて作ります。配合エサの代わりにパン粉やヌカを使うという方法もありますが、一般的ではありません。ここでは、配合エサの使用を標準としておきましょう。 配合エサの役割はオキアミをまとめて飛ばしやすくするというのが一番で、次いでコマセを拡散させやすくしたり、固まりのままで沈ませたりというものです。これも種類が非常に多く、その中からひとつ選ぶのは初心者にとって難しい作業です。とりあえずは、釣具店のスタッフに尋ねて(可能ならば)基本的な商品を選んでもらえばいいでしょう。 当然ですが、コマセにともなう道具が必要になってきます。コマセを入れるバッカン、コマセを撒くコマセシャクが中心ですが、そのほかにもマゼラーのような混ぜシャク、コマセシャクのカップを洗うシャクホルダーなどがあると便利です。 また、コマセを撒くと足場が汚れます。釣りを終えて帰る際はタワシできれいに洗い流しましょう。水汲みバケツも欠かせません。
フカセ釣りは道具が多くなります
このように、投げ釣りやサビキ釣りに比べるとフカセ釣りは道具が多くなりますので、ここでおさらいをしておきましょう。
【フカセ釣りで使う道具 1/5】竿
1号5.0~5.3m、予備としてそれに近いものがもう1本あればいいでしょう。
【フカセ釣りで使う道具 2/5】玉網
【フカセ釣りで使う道具 3/5】コマセグッズ
バッカンは釣具店で購入した時点でコマセを入れるもの、それに加えて配合エサやサシエを入れるものも別にほしいので、大小二つ揃えておきます。大小に分けるのは帰るとき重ねられてコンパクトになるからです。バッカンにはソフト、ハード、セミハードと3タイプあります。。現在、最も人気があるのはセミハードタイプです。適度にしっかりしていて重量もそれほど重たくありません。なかなか聞き慣れない言葉かもしれないですが、初心者が持っている道具としては非常に重宝できる道具です。 コマセを入れるものは蓋が付いていると外に臭いが洩れないという利点があります。ただし、釣りから帰ったらしっかり水洗いして、ジッパー部分に油を噴きつけておかないとすぐにアルミが錆びてしまいます。 あとは前述したように、コマセシャク(予備が1本)やシャクホルダー、混ぜシャクがほしいところです。また、バッカンにセットできるサシエ入れもあると便利です。
【フカセ釣りで使う道具 4/5】リール
道糸2号150mを巻いた小型のリールがひとつあれば用を足します。ただ、これもやはり予備を用意していた方が安心できます。ほかに小型のリールがなければ、3〜4号を巻いている中型リールでも構いません。フカセ釣りではスピニングリールを使用することはいうまでもありません。
【フカセ釣りで使う道具 5/5】その他(グループなどに1つでもOK)
そのほかは他の釣りと同様です。水汲みバケツやクーラーボックス、竿や玉網を入れるロッドケース、リールや仕掛けなどを仕舞う磯バッグ、それに手拭きタオルが必要です。