4代目クレスタについて

4代目クレスタの販売は、1992年10月から1996年9月でした。

モデルチェンジによってボディが大型化されたことがトピックで、3ナンバーサイズとなる4,750×1,750×1,390ミリ(全長×全幅×全高)となりました。

ボディタイプは変更なく4ドアセダンで5人乗りです。

搭載されたエンジンは、ガソリン車が 3L直列6気筒2JZ-GE型、2.5L直列6気筒 1JZ-GTE型と1JZ-GE型、2L直列6気筒 1G-FE型、1.8L直列4気筒4S-FE型、ディーゼル車が2.4L直列4気筒ターボというラインナップでした。

クレスタでは初めてフルタイム4WDモデル(スーパールーセントGフォーとスーパールーセントフォー)が追加されました。

1995年9月の改良で運転席側エアバッグが標準装備になっています。

5代目クレスタについて

5代目クレスタは、1996年6月に誕生。しかし2001年7月に21年の長い歴史に幕を閉じ、後継モデルのヴェロッサにバトンタッチしました。

最終モデルとなった5代目は、RV車ブームの中、セダンイノベーションのスローガンが掲げられ、より明確な個性を表現したモデルです。

車体サイズは、4,760×1,755×1,420ミリ(全長×全幅×全高)で4ドアセダン。乗車定員は、5名です。

搭載されたエンジンは、ガソリン車が3L直列6気筒2JZ-GE型、2.5L直列6気筒1JZ-GE型、2.5L直列6気筒ターボ1JZ-GTE型、2.0L直列6気筒1G-FE型、ディーゼル車が2.4L直列4気筒ターボ2L-TE型がラインナップされていました。

姉妹車のマークⅡとチェイサーとの住み分けが行われ、セダンとしての風格を重んじたクレスタは、50代以上の年配オーナーに人気を博しました。ちなみにマークⅡはハイソカーを強調、チェイサーはスポーティさを強調していました。