変動金利型の金利上昇圧力が強まっている
しかし、2023年の年末あたりから、短期金利がそろそろ上昇するのではないかという見通しが強まっています。2023年11月には、日本銀行の植田和男総裁が、「年末から年始にかけてチャレンジングになる」と発言し、2024年に入ってからは、OECD(経済開発協力機構)が日本銀行に対して金利引き上げを提唱するなど、上昇圧力が強まっているのです。
こうした環境変化に対応して、不動産・住宅情報サービスのLIFULL HOME’Sが、2024年1月15日、「住宅ローンに関する意識調査」の結果をリリースしました。5年以内にマイホームを購入する予定のある人を対象に、2023年12月に実施されたもので、住宅ローンの利用を考えている人たちが、2024年の環境をどうとらえ、どのように対応しようと考えているのか、興味深いデータになっています。