目次
7. あの「タロ」と「ジロ」に出会える広場
8. 名古屋港ガーデンふ頭に来たらここもチェック

7. あの「タロ」と「ジロ」に出会える広場

南極へのロマンかきたてる「南極観測船ふじ」(名古屋)に乗船してみた
(画像=『たびこふれ』より引用)

さて、ふじの船内を一巡して下船したら、陸の展示もぜひ見てください。目の前の「ふじの広場」は、南極大陸の形になっているそうです。高い場所から見下ろすと分かるかもしれません。ここには、ふじで実際に使われていたプロペラや雪上車のほか、あの有名な南極犬「タロ・ジロの像」もあります。

南極へのロマンかきたてる「南極観測船ふじ」(名古屋)に乗船してみた
(画像=『たびこふれ』より引用)

巨大なスクリューは、間近で見ると大迫力! 氷の海を力強くふじが進んでいけたのは、このスクリューがあったおかげだと思うと、感動もひとしおです。ただただ、大きさに圧倒されてほしいスクリューです。

南極へのロマンかきたてる「南極観測船ふじ」(名古屋)に乗船してみた
(画像=『たびこふれ』より引用)

「タロ・ジロ」といえば、本や映画にもなった有名な樺太犬。1956年(昭和31年)、第1次南極観測越冬隊と一緒に南極でそり犬として活躍したものの、翌年の第2次隊が南極に到着して入れ替わる際、天候が悪く南極に取り残されてしまいました。鎖につながれて置きざりにされたタロとジロは、鎖から抜け出して1年間生き延び、第3次隊に救出されて一躍有名になりました。

8. 名古屋港ガーデンふ頭に来たらここもチェック

ふじの船内と周辺をじっくり見て回ると、およそ1時間。時間に余裕があれば、白い巨塔が目を引く「名古屋港ポートビル」へも行ってみてください。ふじのすぐ近くです。

名古屋港ポートビル

南極へのロマンかきたてる「南極観測船ふじ」(名古屋)に乗船してみた
(画像=『たびこふれ』より引用)

白い帆船をイメージした、高さ63mの建物が「名古屋港ポートビル」です。近くの「ガーデンふ頭臨港緑園」から名古屋港をバックに外観を眺めるのも良いですが、おすすめは展望室からの眺め。ポートビル最上階の7階「展望室」からは、名古屋港や名古屋駅周辺の高層ビル群が一望できます。

名古屋海洋博物館

名古屋港ポートビル内の3階と4階には「名古屋海洋博物館」があります。国際貿易港として日本一の名古屋港にふさわしい、港・海・船について学べる博物館です。

「おたのしみブリッジ」ゾーンでは、船舶のブリッジがリアルに再現され、制服や帽子を着用して船長になった気分を味わえます。また、「操船シミュレータ」やコンテナを積み込むガントリークレーンが体験できる「体験リアルポート」など、子どもはもちろん、大人もゲーム感覚で楽しめますよ。

「南極観測船ふじ」での南極観測船の乗組員体験を通して、ロマンあふれる南極の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。