ABテストに役立つツール3選

ABテストに役立つ5つのツールを紹介します。

AB Tasty

AB TastyはノーコードでABテストができるツールです。見やすい画面とドラッグ&ドロップの操作で、特別な知識がなくてもABテストで使う各パターンを作成できます。クリックやマウスオーバーなど、ユーザーの操作に対するリアクションも設定できます。

ABテスト以外にも、AIを活用した顧客体験の作成やROIの分析など、マーケティングに役立つ機能がそろったツールです。

画像引用:ABテストのAB Tasty 日本語でのサービス提供開始

KAIZEN UX

KAIZEN UXはタグを1行追加するだけでABテストやWebサイトの改善ができるツールです。サポート体制が充実しているのも特徴で、1,000社を超えるクライアントを支援して得た知見・ノウハウを活かし、分析や改善を伴走支援してくれます。

特別なスキルや知識がなくても、ABテストの実施から具体的な改善策の立案まで、スピーディにPDCAサイクルを回していけるでしょう。動画マーケティングやDXなど、UX以外のサービス・ツールが充実しているのも特徴です。

参考:Kaizen Platform、InterRaceと業務提携し、DX推進に必要な内部体制の構築に向けた人材獲得や採用戦略策定の支援を開始

ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップはユーザーのWeb行動を可視化する「ヒートマップ」のひとつです。ユーザーが画面のどこを見ているのか、どこで離脱しているのか、どこをクリックしているのかといったことを、画面に色をつけて表示します。

ユーザー行動を視覚的に把握できるので、どこをどう改善すればいいのかが見つけやすいでしょう。

画像引用:ミエルカヒートマップ、「BOXIL SaaS AWARD Autumn 2023」アクセス解析ツール部門で「Good Service」「カスタマイズ性No.1」「使いやすさNo.1」等、5項目に選出

定期的にABテストを行い、着実に改善を進めていこう


本記事のまとめ


  • ABテストならコストを抑えて着実な改善ができる
  • ABテストでは目的や検証する要素を決めることが大切
  • ツールを使って定期的にABテストを行おう



CTAボタンやファーストビューなど、一度に1箇所だけを比較・検証・改善するABテストは、Webサイトやサービスなどをコストを抑えて着実にブラッシュアップしていけるでしょう。変更箇所は一度にひとつなので、改善により成果が下がるリスクも低いです。

ABテストでは何のために、どこを改善するのか決めることが大切です。「訪問直後の離脱率が高いから、ファーストビューを改善する」というように、まずは明確な目的を定めましょう。

ABテストの実施、検証結果の分析などにはツールが役立ちます。ノーコード・直感的な操作で比較パターンの作成やデータの分析ができるツールも多く、IT人材が足りない企業にとって、心強い味方となってくれるでしょう。本記事を参考にABテストに挑戦してみてはいかがでしょうか。