SNSマーケティングを学ぶのにおすすめの本5選

企業のブランディングや売上向上に欠かせないSNS運用。企業のSNS担当者になったらまずはSNS運用の基礎とその時々のトレンドを学ぶことが求められます。これからSNSマーケティングを学びたいと考える方におすすめの本を5冊ご紹介します。

図解即戦力 SNS担当者の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書

『図解即戦力 SNS担当者の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書』は、企業のSNSアカウントの運用を任された方が最初に読む1冊としておすすめの書籍です。アカウント開設前の準備からコンテンツづくり、実際の運用までに知っておくべき情報がまとまっています。昨今、炎上しやすいSNSで炎上を防止する方法や、炎上してしまった場合の対応についても記載されており、勉強になります。

Facebook・Twitter・LINE・Youtubeと主要なSNSの運用が個別に解説されているのもポイント。SNSの良い面と悪い面をしっかりと学び、準備をしたうえで運用したい方におすすめの本です。

小さな会社・お店が知っておきたい SNSの上手な運用ルールとクレーム対応

今やSNSは大きな会社から小さな会社まで、自社のブランディングやマーケティングに必要なツールとなりました。効果的に使える一方で、苦情を書き込まれたり、1つの投稿から炎上に繋がってしまったりと運用にはリスクも孕んでいます。

小さな会社やお店はたった一度のトラブルが売上に大きく影響します。『小さな会社・お店が知っておきたい SNSの上手な運用ルールとクレーム対応』は、万が一炎上が起きてしまった場合の対応方法やそもそも炎上リスクを回避するには何に気をつけたら良いのか、SNSアカウントを安全に運用するためのルールがまとまったおすすめの1冊です。

デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第3版 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール

SNSの基本知識や運用方法について学べる初心者向けの1冊が『デジタル時代の基礎知識『SNSマーケティング』 第3版 「つながり」と「共感」で利益を生み出す新しいルール』です。

著者は、一般社団法人SNSエキスパートの理事を務める本門功一郎氏と長谷川直紀氏の2人。2018年に発売された書籍が好評となり第2版が刊行され、2023年には本書である第3版が発売されました。

チャプターが6つに分かれており、SNSの基礎知識から運用に必要なコンテンツの分析方法、SNS広告の運用方法まで丁寧に解説されています。炎上予防と対策についても説明があるので、SNS初心者もこれ1冊でアカウント運用に必要なポイントは押さえられます。企業のSNSアカウントを任された方におすすめの本です。

SNSマーケティング7つの鉄則

SNSマーケティングにはさまざまな手法が存在します。そうした手法に踊らされず、SNSの本質についての理解を促すおすすめの書籍が『SNSマーケティング7つの鉄則』です。

本書は4つの章に分かれています。1章では日本に根付いている「中の人神話」について解説。2章ではメディアの本質について触れています。続く3章では、SNS時代の購買プロセス「ULSSAS」を解説。そして4章では、タイトルにもなっているSNSマーケティングの7つの鉄則を紹介しています。SNSの全体像を俯瞰して捉えるのに役立つ内容がまとめられています。

プロモーションの主戦場がSNSになっている今だからこそ、改めてSNSの本質に立ち返りたいと考えるSNS担当者はぜひ読んでみてください。

僕らはSNSでモノを買う 僕らはSNSでものを買う

デジタルマーケティングファームである株式会社ホットリンクの執行役員CMOが執筆した1冊『僕らはSNSでモノを買う 僕らはSNSでものを買う』。「UGC」と「ULSSAS」を利用して売れ続けるサイクルを作る方法について解説されています。

現代はSNSで見かけた物を一般生活者が購入する時代です。そんな時代においてSNSマーケティングではまず広告を回すことが最初の運用となりますが、著者はそれを小手先の方法であり、本質的ではないと語ります。

SNSマーケティングを本質的な購買に繋げるにはどうしたら良いのか。その要となるのが「UGC」と「ULSSAS」です。SNS運用が成果に繋がらず悩んでいる担当者におすすめの本です。