クロスセル施策を実施するメリット

クロスセルは顧客単価を上げるための施策として認知されていることが多い手法ですが、ほかにもさまざまなメリットが得られます。効果を最大化するためにも、どんなメリットがあるのかを理解しておきましょう。


クロスセル施策を実施するメリット



  • メリット1.顧客単価が向上する

  • メリット2.単品では売りにくい商品やサービスを販売できる

  • メリット3.リピートにつながる

  • メリット4.顧客満足度やブランド認知度が向上する



メリット1.顧客単価が向上する

クロスセル施策を実施する1つ目のメリットは、顧客単価が向上することです。すでに紹介したように、クロルセルは、購入を検討している顧客に対して追加で商品を提案し、複数のものの購入を促す営業手法です。

新規顧客を獲得したり、販促活動をしたりすることなく顧客単価を向上させられるのは大きなメリット。効率的に利益向上を目指せます。

メリット2.単品では売りにくい商品やサービスを販売できる

クロスセル施策を実施する2つ目のメリットは、単品では売りにくい商品やサービスを販売できることです。

クロスセル施策は、単品では購買に繋がらない商品やサービスを販売するのにも効果的。セット品として販売し、セット購入時には通常価格より数%値引きする条件を付けることで、顧客単価を向上しつつ、売りにくい商品の販売実績もアップさせられます。

メリット3.リピートにつながる

クロスセル施策を実施する3つ目のメリットは、リピートにつながることです。クロスセルは顧客のニーズを汲み取り、適切な関連商品をレコメンドすることができればブランドへの信頼関係構築にも繋がります。

例えば、過去に購入したものや購入時に話していた内容を営業担当者が覚えていて、顧客の課題解決に繋がるようなクロスセルの提案を的確に行うことができれば、顧客満足度が向上します。そこからリピートに繋がる可能性も考えられるでしょう。

メリット4.顧客満足度やブランド認知度が向上する

クロスセル施策を実施する4つ目のメリットは、顧客満足度やブランド認知度が向上することです。

クロスセル施策を実施する際、自社のメリットを大きくすることだけを考えるのではなく、顧客にもメリットを感じてもらえるような提案が大切になります。

面倒な手間を減らせたり、課題を解決できたり、金銭面で得をしたりと、さまざまなメリットが考えられます。クロスセルによりそうしたメリットを顧客が得られれば顧客満足度の向上が期待できます。口コミやSNSなどに投稿してくれる顧客がいれば、認知度向上にも繋がるでしょう。