解離性同一性障害と霊障

Maaya:ある女性Cさんの例もご紹介しましょう。彼女は解離性同一性障害のような言動を見せていました。「ビリー・ミリガン」が有名ですから、この症状をご存じの方もおられるでしょう。彼女はそこまで酷くはありませんでしたが、とても興味深い言動をたくさん見せてくれました。顔も声も変わるのです。お化粧をしっかりしているのに、ある人格になると10歳以上老け込んで「え? お化粧落とした?」と思うぐらいに顔が変わるなど不思議な現象がたくさんがありました。
私はShinと研究を続け、解離性同一性障害だといわれている人々の中には、内側の人格が変わるのではなく、いろいろな霊が入り込むことによって苦しんでいる人がいるのだと突き止めました。入り込んだ霊の数だけ別人格のように見えるのだと。
Shin:あるワークでCさんの手を僕が強く掴んだことがあります。かなり強くです。普通は痛がるのですが、彼女は全く反応しないのです。痛くないと言うのです。理由は、その時の彼女は「シーちゃん」という霊体だったからです。その霊体はちょっとロボットみたいで感情がないので痛みを感じなかったのです。そこで彼女本人に戻らせた瞬間、彼女は「痛い!!」と叫び、僕を鬼の形相で睨みつけたのです。別の霊体から本人に入れ替わった証拠でしょう。
Maaya:解離性同一障害の場合、感じたくないというか辛い、嫌な場面は別人格に任せることが多いのですが、彼女の場合も似たようなことで、霊体であるシーちゃんが辛い経験を担当していたのです。だからこそ、シーちゃんが支配しているときは痛みを感じなかったのです。私たちは何十年もかけて開発してきた技を施しました。その一つが霊体をコントロールできる方法で、彼女の携帯の中ではたくさんの霊体が互いにLINEをしていたようです。最終的に霊体と本人を分離する方向に導いたところ、Cさんは寿退職し、再婚されました。

脳と霊障の関係

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(画像=『TOCANA』より引用)

Shin:このように、いろいろな霊が入り込んだ結果、その霊の言動が表に出るから別人格のように見える場合があると僕達は考えています。
Maaya:二重人格ぐらいだと、どなたも二面性がありますから大きな問題ではないと思います。ですがCさんの場合、私たちは7年半見てきたのですが、それを超えていました。チベット密教ではタルパ、日本では式神と言われていますし、最近は若い人の間でイマジナリーフレンドと呼ぶようですが、何かから逃れるために自分で違う人格を創り出すことはあると思います。
Shin:たとえばビリー・ミリガンは継父に虐待を受けて手を縛られた状態の時に、「縄抜けの達人」の人格が現れたとされています。世間は認めたがらないのですが、これは「霊」がビリーに入ったからだと僕達は考えています。「縄抜けの達人」が子どもの人格の中にいるはずがないんです。これは霊問題なのです。海馬の問題だという精神科医もいますが、大切なことから目を背けているように僕は感じています。