戦争、疫病、天災、そして大事件…… 想像もしなかったような艱難辛苦が次々と押し寄せる昨今、スピリチュアル界隈で熱い注目を集めるペアがいるという。「悟り系霊能者」ことMaaya氏と、そのパートナーで現代気功師のShin氏だ。人々から寄せられる“目には見えない世界”にまつわる数多くの相談に応じてきたという2人は、長年にわたる探求の結果、「宇宙純粋意識領域」と呼ばれる超高次元との接続に成功。定期的なセッションの他、近年はYouTube等を通して広く一般にその意義を発信している。
今回は「脳と見えない世界の関係」について伺った。
――脳と霊障について教えてください。
Shin:私とMaayaは2010年から今の仕事をしていますが、最近ますます「霊障に苦しんでいます」とか「私も霊が見えるんです」という声が寄せられるようになってきました。ですが、セッションしていると、なんだか以前と違うなと感じることが増えたのです。脳が動いていない方が多いのです。
一つの例をご紹介しましょう。Aさんは当時30代女性で、「子どもの頃から霊障で苦しんでいます」と何度もメールをくださっていました。「家から出られない」と言われたので、彼女の家の近くでお話会を開催したりしました。働くことはおろか電車にも乗れない状態だったので、本人もご両親もとても困っており、霊的な問題を抱えているのではないかと思っておられたようです。ちょうど会社を少し大きくしようとしていた時期と重なったこともあって、「私たちの技を無償で提供するから、働きながら治していかないか」と提案すると、とても喜んでくれ、彼女を住み込みスタッフとして採用しました。
Maaya: ですが、結論から言うと、彼女の問題の原因は霊障ではなく、脳の問題でした。
間違った診断でさらに苦しむことに

Maaya:私たちと出会う前に身分の高い方とお付き合いのある陰陽師に視てもらったところ、霊障だと言われたそうです。2年ほど通っていたのですが良くならず、ある日帰宅すると寝たきりになってしまいました。その頃、私のブログを見つけて「希望の光だ!」とコンタクトされたのでした。そして私が視たところ、単なる「脳のエラー」だとわかったのです。彼女は聞こえてくること(いわゆる幻聴)を陰陽師に伝えたところ、「それは心の声だからいいことなんだよ」と言われ、逆に悪化していたのでした。
そこで私たちはさまざまな技を無料で施したところ、どんどん良くなり、2年後にはついに社会復帰できたのです。