上野村へのアクセス
正直、交通の便はあまりよくありません。湯ノ沢トンネルができて随分便利になったそうですが。。。
上野村へはいくつかのアプローチルートがありますので、詳しくは下記リンクからご覧ください。
- 車利用の場合
- 電車利用の場合
上野村の魅力 まとめ
いや~いいところでした、上野村。魅力をひと言で言うと「自然」です。
森の中にいると森の匂いがするんです。
上野村は、約95%が森林でその内約63%が落葉広葉樹なのだそうで、そのためかいろいろな木々や葉っぱの匂いがします。その中にいるととっても落ちつきます。気持ち良いのです。
これはフィトンチッドと呼ばれる樹木が発する香り成分の影響なのだそうです。
フィトンチッドとは、樹木が、有害な微生物や昆虫から身を守る為に発する物質です。
フィトンチッドは消臭・脱臭効果を持ち、空気を浄化させる力があるのだそうです。
動物の糞や落ち葉が堆積すると、悪臭が発生しそうですが、森がそうならないのはフィトンチッドのおかげなのだそうです。
目には見えないフィトンチッドの力を、上野村の森の中を歩いていると感じることができました。
森が豊かなのでしょう。この辺りはほとんど山ですが、今全国で問題になっている熊の被害は上野村ではあまり聞かないそうです。山にどんぐりやくぬぎなど食料が豊富だからなのではないでしょうか。
上野村の食べ物も美味しかった。
猪豚、しいたけ、赤いも(これ意外に美味しかった)、ミニトマト、この村ならではの滋味あふれる素材の味がしっかりする栄養豊かな食材。
上野村の後に、比較的大きな街の「道の駅」に立ち寄ったのです。
そこには群馬県全域の特産品やお土産がバリエーション豊かに並んでいました。よりどりみどりです。
しかし、そこで私はなぜか「道の駅 上野」を懐かしく感じたのです。
私が抱いたこの感情、おわかりになるでしょうか。
上野村にはコンビニは一軒もありません。平野で見られるような広い空もありません。山間の小さな世界です。
しかしそこには、どこか懐かしく、優しい、また帰ってきたくなるような、豊かな "なにか" がありました。
上野村の人口は1,100人足らずですが、外から移住してきた人が村民の2~3割もいらっしゃるそうです。
移住してきた人たちにも、上野村が持つ豊かさが見えているのかもしれませんね。
あなたも一度、上野村を訪ねてみませんか?
首都圏から距離的に近いので、マイカーで日帰りで行けますが、ぜひ泊まって夜と朝の上野村を堪能していただきたいです。
文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ
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