四谷大塚は合格実績に注意、早稲田アカデミーは生徒を体育会よろしく鍛え上げる
中学受験の共通模擬テストと学習教材「予習シリーズ」で知られる四谷大塚は、現在は一都三県で直営校35校を運営している。安田氏によると「四谷大塚は難関校から中堅校まで幅広く合格者を出しています。『予習シリーズ』の内容はかなり高度で、SAPIXとの競合を意識した内容です」とのこと。ただし四谷大塚が一般に公表している合格実績は、教材や教育サービスを継続的に使用している提携校の実績を含んでいる。四谷大塚単独の数字ととらえないこと、と安田氏は指摘する。
早稲田アカデミーはその名の通り、もともと早稲田大学系列などの大学付属中学に強い。北氏はこう語る。
「早稲田大学高等学院中学部、早稲田実業学校中等部、早稲田中学校などに子息を入れたい家庭ならここでしょう。大学付属校以外の難関校への合格実績も、SAPIXに次ぐ。他にも海外からの帰国生を積極的に受け入れたり、やや体育会系の元気な指導が売りであったりと、特色ある進学塾です」
かつては頭に鉢巻きを巻いて正月特訓をするような、ステレオタイプの「受験戦争」を思い浮かべていただくとわかりやすい。難関校への合格実績でSAPIXを追い上げており、図太いタイプの子息なら尻を叩いて成績を伸ばしてくれるだろう。