みょうがというと薬味くらいしか料理方法が思いつかないかもしれませんが、意外といろんな料理に使える野菜です。しかも、みょうがには特徴的な栄養が含まれていて健康にもよい食品です。今日は、みょうがの栄養と、たくさん食べたいみょうが料理レシピをご紹介します。
目次
みょうがの栄養価や成分・効果を知りたい!
みょうがとは
みょうがの栄養価や成分・効果を知りたい!
みょうがの栄養と食べ方

クリックすると楽天商品ページへ飛びます みょうがはそうめんなど麺類の薬味として、冷や汁などの香味野菜としてさっぱりとした清涼感を与えてくれる野菜ですが、あまり食べ方を知らないという人も多いのではないでしょうか。みょうがは、薬味としてたまに食べるだけではもったいない栄養価があります。
また、みょうがには体作りに大切な「ダイエット」の効果・効能もあるんですよ。みょうがレシピを知り、もっとみょうがの食べ方の幅を広げましょう。
みょうがとは
みょうがの成分

まずは、みょうがを食べると感じる特徴的な成分から見ていきましょう。みょうがの香りの素となるのが、「αピネン(アルファピネン)」という成分です。このほか、香り成分として「カンフェン」も含む食品です。
また、みょうがの清涼感のある辛味は成分は「ミョウガジアール」。あまり耳慣れない成分ばかりですが、このみょうがの成分が健康な体作りに大切な働きをしてくれます。詳しくは後述でご紹介しますね。
みょうがと健康

みょうがを食べるのは、何も食べ物の香り付けの効果だけではありません。みょうがを食べることで、健康な体作りをすることもできます。主に、血流を促進して冷房に当たりすぎのために起こる冷え対策、さっぱりとした風味による食欲増進効果などが期待できます。
夏に食べる料理にみょうがを使うことが多いのは、このような夏特有の体の不調に効果を発揮して、栄養補給を潤滑におこなうことができるからなんですね。
みょうがを食べると物忘れがひどくなる?
「みょうがを食べると物忘れがひどくなる」という通説があります。でも、最近の研究結果でみょうがには物忘れを促進してしまうような成分は何も含まれていないことがわかっています。逆に、みょうがを食べると血流がよくなって脳も活性化されます。
みょうがの名前の逸話

釈迦の弟子の中には、自分の名前も覚えられないほど物忘れのひどい人がいました。釈迦はその人のために首から名前を書いた札を下げさせましたが、その人は亡くなるまで自分の名前を覚えることができませんでした。
その弟子の墓から生えてきた植物がみょうが。「茗荷」という名前は、名前を荷なって(になって)苦労したという意味から付けられたといわれています。