7インチ以上の大画面を求める場合は「ファブレット」という選択肢も
タブレットまでの大きさは求めないものの、7インチ以上は欲しいという場合は「ファブレット」という選択肢もあります。
(Image:Bhubeth Bhajanavorakul / Shutterstock.com) 7インチ以上のスマートフォンは、従来はスマートフォンのままタブレット相当まで大画面化した端末として「ファブレット」と呼ばれています。一定の数の愛好家がいましたが、近年は7インチ以上のスマートフォンは「折りたたみスマホ」へとニーズが移行しつつあり、ファブレットは減少傾向。
ファブレット端末そのものは「衰退した」と言える状態ですが、「7インチ」というサイズに目を向けると、ファブレットに近しい使い方ができる端末はまだまだあります。そこで、ファブレットとして使えるおすすめの端末を3つ紹介します。
【7インチ以上】ファブレットを求める方におすすめの端末3選
ここからは、7インチ以上の「ファブレット」に該当するおすすめの端末を3つ紹介します。
Galaxy Z Fold 4
折りたたみスマホのGalaxy Z Fold 4は、一般的なスマホのように使えますが、開くと7.6インチの大画面に。タブレットのように使うことが可能です。高性能チップ「Snapdragon 8+ gen 1」の搭載とリフレッシュレート120Hzにより、画面の動きもなめらかです。Sペンも使用できるため活用の幅が広がります。さらに、ナイトグラフィーカメラを搭載しています。
一方で、やはり重さは263gと一般的なスマホと比較し重くなります。折りたたみのヒンジ部分は、閉じたときに完全なフラット状態にはならないため気になる人もいるでしょう。
Fire 7(タブレット)
7インチ~の端末を求める場合は、現実的にはタブレットのほうが選択肢が広がります。代表例は「Fire」シリーズ。
Amazonから発売されているFire 7はタブレットとしては第12世代目。2023年10月16日現在、Fireタブレットとしては11インチのFire Max 11まで登場していますが、タブレットほどの大きさを求めないのであれば7インチのFire 7がおすすめです。低コストで手軽に購入できるのもメリットです。
一方で必要なアプリはAmazonアプリストアからダウンロードし、Google Playには対応していません。それほど高い性能を求めておらずAmazon PrimeビデオやKindlelをメインで使いたい人には良いですが、スマホとしての使用感も求める人には向かないと言えるでしょう。
Fire 7 キッズモデル(タブレット)
端末を使用するのが子どもであれば、持ち運びに便利な画面サイズ7インチのFire 7 キッズモデル(タブレット)がおすすめです。頑丈なカバーがついているため、ぶつけたり落としたりしても傷がつきにくく安心です。絵本や学習アプリ、知育ゲームやキッズ用の動画などが楽しめます。親がタブレットの利用時間を制限したり、利用したコンテンツを確認できる「ペアレンタルコントロール」「ペアレントダッシュボード」といった機能もついています。
一方で、ほかのFireキッズモデルと比較し、 Fire 7 キッズモデルはバッテリー性能は劣ります。人によっては429gと小さい子どもが持つには重量があると感じるかもしれませんが、カバーを立てて見ることができるため、視聴する分には問題ないでしょう。