朝一はアジ釣り
当日は4時半集合で5時出船。19人と、平日でも満席に近い釣り人を乗せ、船は一路小名浜沖堤前へと向かいます。「最低20は釣って、アジとサバは確保して、イワシは捨てちゃって」と船長からアナウンス。イワシはすぐ死んでしまうので、エサには向かないとのこと。しかし、この日釣れたイワシはウルメイワシだったので、捨てずに持ち帰る人もちらほら。ウルメイワシ、美味しいですからね。
因みに朝イチのアジ釣りは、コマセカゴを上に付け、オモリ(40号)を下に付ける胴突きタイプの、ハリス1.5号のものを使用。ハゲ(カワハギ)皮のサビキが良いそうです。仕掛けのみ船で売っているのですが、針数は9と多め。根掛りやお祭りも多いので、自信がなければ6本針程度のものを、オモリとあわせて3~4個準備していくと良いでしょう。タックルについては、ほとんどの方がヒラメのものでやっていました。(電動の音も聞こえた!)
船長は20分位で終わらせたかったようですが、この日のアジの群れは底付近に張り付いていたようで単発ばかり。そのため、釣りの時間は予定より長く(40分)かかってしまいました。
上手な人はしっかり20以上確保したとのことですが、筆者はアジ11のサバ1。皆ボロボロになるまで働かせれば何とかなるかな。万が一足りなければ、船長に言えば冷凍イワシが貰えます。(最終的に3匹余りました)
まずは小型ヒラメと青物が顔出し
「もう時間なのでヒラメのポイントに行きます」とのアナウンスでアジ釣りは終了となり、船は30分程北西に向けて走ります。出だしのポイントは水深40m。根掛りに注意し仕掛けを下ろすと、すぐさまお隣さんの竿にアタリ!しかし、ちょっと様子がおかしい。本命と思われる敵はなかなかエサを喰い込まない様子。ここ北茨城沖は、ヒラメ釣りの通説「ヒラメ40」は存在しないはずだったのに。
しかし、40秒位?待って何とか喰い込ませたようで、1kgちょいのヒラメを確保。そして筆者の竿も一気に曲がり、4.4kgのワラサ確保。更にアタって……40秒以上待って喰い込ませ、1kgに満たないヒラメを追加。この日の出だしは、青物と小型のヒラメでした。