アウディの自動車の未来に向けた取り組み
近年はカーボンニュートラルの実現に向けたグリーンファクトリー(温室効果ガスの低減に向けた再生エネルギーの利用や排水排煙の処理などで環境負荷を低減した工場)の建立と同時に、生産効率や合理化を図るためにIT進化による「DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタル技術の活用でビジネスモデルなどの変革を図り競争優位性を確立すること)」や「society 5.0」と称される産業変革においては仮想空間の活用なども導入され、着実に自動車製造の現場も未来に向けて進化しています。
「EC4P」はそのなかでも最先端の自動車製造サポート技術のひとつとして、アウディのブランドオリジナリティである「スフィアコンセプト」と共に自動車産業をリードしているひとつで、未来に向けた取り組みを全方位で進めるアウディは先進的なブランドとして地位を固めつつあります。
自動車の根幹である走行性能において多くの感動をこれまで提供してきたアウディだからこそ、近未来に向けた「スフィアコンセプト」や次世代ITソリューション「EC4P」がチャレンジングに投入できていると考えられます。
今後も自動車の走行性能に対するユーザーからのニーズが消滅することはないでしょうが、少なくとも車内における体験やサービスが徐々に問われ始めてきているのは飛行機の機内サービスを例にとっても確かだと思えます。
文・橋爪一仁/提供元・CARSMEET WEB
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