■ 農家さんと一緒にランチ
貴重な体験を終えた参加者たちはランチタイムへ。立川の農業関係者たちと立川の野菜やお肉を使用したお弁当を食べるランチ交流会がおこなわれました。

お弁当には古川畜産の「柔豚(やわらとん)」というブランド豚を使用した料理も。脂身が甘く柔らかいのが特徴です。その他にも参加者たちが収穫を体験したスマイル農園の小松菜がおひたしになっていたり、伊藤養鶏場の卵を使用した玉子焼きがあったり……。ブロッコリーや長ネギも地元の農家さんが作ったもの。


参加者たちは同じテーブルについた農業関係者の人たちに様々な質問をしながら、和気あいあいと食事を楽しんでいました。食後のデザートには立川の柿も。皮ごと食べられて柔らかく、参加者たちの顔も自然と笑顔になります。

■ 立川は都内有数の農産地
お腹がいっぱいになった後は立川市産業振興課の小室さんによる立川農業をテーマにしたトークセッションがおこなわれました。

小室さんによると、立川市は農地面積や総農家数、農業産出額などが北多摩17市の中ですべて1位。都内でも有数の農産地だそうです。立川市の農地は旧砂川地域に集中。五日市街道に沿って櫛型になっており、街道に面した部分は住宅地に。住宅地を抜けると農地が広がっているそうです。
スマイル農園の豊泉さんに野菜の特色について話を振ると、「なんでもある。なんでも作れる」と回答。日本の中心に位置していて気候が良いので、多くの野菜を作ることが可能と語ります。
果物について小室さんは梨やブルーベリー、柿などが主な特産品だと紹介。ジャムやアイスなどの加工品も増えているそう。特色としては、技術は必要であるものの、野菜と同じようになんでも作れること。

畜産は立川市内に肉牛1軒、乳牛3軒、養豚2軒、養鶏2軒の合計8軒の畜産農家があります。お弁当の中に入っていた「柔豚」のほか、「東京烏骨鶏」や「東京軍鶏」、「東京牛乳」などのブランドも。ちなみに立川は植木の生産本数も都内一。ケヤキやハナミズキは全国的にも有名だといいます。
■ 実際に販売されているお店へ
トークセッション後は、多摩地域で廃棄予定のペットボトルを再利用したペットボトルランタンのワークショップを体験。ペットボトルに和紙を巻いてランタンを作ります。参加者たちには和紙とペンが配られ、思い思いの絵を描いたり、文字を書いたりしていました。



店長の小山さんによると、ここには立川ならではのものがたくさん販売されており、先ほど参加者たちがお昼に食べた柿やブロッコリーも販売しているそうです。

参加者たちは、みかんの詰め放題や買い物をしたりするなど、最後に立川の特産品をお土産に、満足そうにイベントを終えました。
取材協力:あしたの東京プロジェクト広報事務局
(取材・撮影:佐藤圭亮)
提供元・おたくま経済新聞
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