中山「進化して帰ってくるのが目標だった」
9月25日のコベントリー戦ではセンターバックとサイドバック、前節のイプスウィッチ・タウン戦では左ウィングバック、そして今節ではアンカーで起用されるなど持ち前のユーティリティ性を発揮している中山。本人はどのように感じているのだろう。
ーセンターバック、サイドバック、アンカーとポジションがよく変わっていますが?
中山:(ダレン・ムーア)監督から、この3つのポジションをやってほしいと言われていたので。キャプテン(MFジョナサン・ホッグ)が前節から今回まで出れなかったんで、今日はその穴埋めでした。でも、彼の穴を埋めることはできなかったし、チームの結果に繋げられなかったのがすごく残念です。
(ポジション変更は)難しいは難しいですけど、それでやらなきゃいけないのがプロなので、今日の結果はしっかりと受け止めて次に活かせたらなと思いますね。
ー直近4試合で先発していますが、コンディションはいかがですか?
中山:昨年出ていた頃よりもフィットしている感じはあります。僕的には怪我で離脱している期間を経て「チャンピオンシップ仕様に進化して帰ってくる」というのが目標だったんです。そういう意味では目標に対してアジャストできているのかなと思っています。
僕らのチームは(直近5試合)負けなしで来て今日負けた訳ですが、ここで踏ん張れるか踏ん張れないかで大きな差が出てくると思います。
中山が1年ぶりの代表復帰
今月行われる国際親善試合のカナダ代表戦(10月13日)とチュニジア代表戦(10月17日)に向け、日本代表の招集メンバーが10月4日に発表された。およそ1年ぶりに代表復帰となった中山は、発表前日に行われた本インタビューで次のように話していた。
ー日本代表に召集されそうとのことですが?
中山:前もお答えしましたけど、僕的にはそこに帰りたいという思いもありますし、(自分に)課している部分としては帰らなきゃいけないと思っています。次節、アウェイでしっかり勝ち点3をもぎ取ってインターナショナルブレイクに入りたいなと思います。
一方の三好は2021年10月以来、代表から遠ざかっているが焦らず一歩ずつ進んでいく覚悟だ。
ー今シーズンの目標は?
三好:プレミアリーグへの昇格ですね。今、チームとしては6位以上のプレーオフ圏内を目指しています。自分としては(チームに)入る前は優勝を狙ってましたけど、チームの歴史の中で6位以上を狙っていこうという事なので、そこに一つでも貢献できればと思っています。
あとは目の前の1試合1試合で得点かアシストか、とにかくゴールにつながるプレーを毎試合出していけるように集中してやっていければと思っています。1年間の目標というよりは、1試合ずつ集中していくという感じですね。