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ジョージ・ケニー
米フロリダ州ノースポートの小さな町にあるノースポート高校の校長、ジョージ・ケニーは自称「心の治療家」であり、生徒たちの精神的な問題を治療するために頻繁に催眠術を使用していた無資格の催眠術師であった。彼はこの学校で数年にわたって75人の生徒に催眠術をかけたといわれている。
2011年のある日、学校生活や進路についての相談にやっていた3人の生徒たちにケニーは催眠術をかけたのだが、その後に3人のうち2人は自殺し、1人は自動車を運転中に交通事故死したのである。
自殺した2人にはそれまで自殺をほのめかしたりするようなことはなく将来に大きな夢を持っていた。事故死した1人の車に同乗していたが助かったガールフレンドは運転中の彼が「奇妙な表情をしていた」と語っている。
ケニーは無免許で催眠術を行ったことで微罪に問われたが、実刑を受けることはなく満額の退職金を受け取って退職したという。

画像は「Pixabay」より(画像=『TOCANA』より 引用)