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松本市出身の前衛芸術家 草間彌生の作品に触れる
レトロな街並み
松本市出身の前衛芸術家 草間彌生の作品に触れる

複数の水玉模様のオブジェが屋外に展示されているのが特徴の松本市美術館を訪ねました。
学芸員の方にガイドによる説明の有無を聞いたところ、「草間彌生の作品は見て感じるものなので説明はありません」と言われました。確かに草間彌生の独特な芸術スタイルに説明は必要ありませんね。
この記事では撮影が可能だった作品などをご覧いただきます。

花のオブジェは高さが10mの高さになります。実物を見ると圧倒されます。
時間がない方は、入場して有料展示作品を見なくても草間ワールドに触れることができます。

ゴミ箱に某飲料水のマークを発見!



ここまではお金がかからないで見学ができるものです。

こちらは有料の常設展で撮影が可能なもの
人間の身長より高いです、もう言葉がありません。

奥に見えるのはカフェとレストランです。ガラス張りの店内では中庭を見ながらお店独自のアレンジを加えた昔ながらの洋食が楽しめるとのことです。

久保田俶通は松本市生まれの彫刻家です。
【松本市美術館】
- 住所:長野県松本市中央4-2-22
- TEL:0263-39-7400
- 開館時間:9:00~17:00
※最終入館 16:30 - 休館日:月曜日(祝日の場合は次の最初の平日※8月は無休)、年末年始(12/29~1/3)
- 観覧料(コレクション展示):大人 410円/大学生・高校生 200円
※企画展は企画展ごとに定められます。
レトロな街並み
私が松本を何度もリピートする利用は、ズバリ街並みです。
季節によって町の景色が全く変わるのです。冬の柔らかな光に映る街並み、真夏の強烈なコントラストに浮かび上がる建築物など何度見ても飽きません。
今回訪れたのはなまこ壁の街並みが美しい中町通りと、ユニークな建築物が点在する上土通りです。
1. 中町通り界隈

中町通りは城下町だった頃の問屋街だったそうで、景観を整えるために新しい建物もなまこ壁にしているそうです。


中町に隣接する宮村町にあった造り酒屋「大禮酒造」の母屋・土蔵・離れの三棟を現地に移築し、平成8年10月にオープンしました。
内部は無料で見学することが可能です。


松本市がある松本平は周囲を山々に囲まれて、その山々に降った雨や雪が松本市街地の地下で巨大な水がめを形成しているために、非常に豊富な地下水に恵まれている地域となっています。
そのために、市内を散策しているとあちこち井戸をで見かけることができます。暑い夏に冷たい水は、本当にありがたい存在でした。
2. 上土通り界隈
大正ロマンの街並みと呼ばれるエリアです。
松本城から5分も歩けばたどり着きますので松本の滞在時間を1時間延ばしても立ち寄りたいエリアだと思います。

大正時代の看板建築の店舖をリフォームして営業している古本喫茶です。
看板建築とは店舗兼住宅の一形式で、関東大震災復興期に現れた建築スタイルだそうです。

こちらも目を引く建築でした。


2008年に閉館してしまったそうです思いきり昭和を感じるポスターですねぇ。

昭和初期に建てられた建物だそうです。老朽化で解体の危機にあったものを正面部分のみを残し、後面を改築するファサード保存により現存しているそうです。