【車中泊車としての軽トラの魅力】シェルの積みお下ろしや車両の交換が可能
先程、シェルには2タイプあることを書いたが、どちらも構造変更せずに積載物扱いとする場合は、積み下ろし可能でなければならないので、溶接止めしてしまうことなどはできない。
そして、床の付いた一体型の箱のようなタイプの方が大袈裟に思えるが、専用のジャッキなどを使って下ろせるようになっている(自作の場合もそうしておかないと、車検の時に大変なことになってしまう)のが普通で、実はこちらの方が積み下ろしは比較的やりやすく、普段は無蓋のトラックとして使用し、旅に出る時だけ積んで行くような使い方も可能だ。
また逆に車両が寿命を迎えてもシェルがまだ使えるようなら、シェルを他の軽トラに載せ替えることも可能だ。
どちらもトラック+シェルならでは可能なことだ。
【車中泊車としての軽トラの魅力】想像力豊かな一人旅好きの人向きのクルマ
良いことばかり書いてしまったようでもあるが、軽トラには忘れてはならない弱点が一つある。
たとえ3名分以上の就寝スペースを作れたとしても、2名しか乗車できない点だ。
軽トラに魅力を感じていたとしても、自分以外に2名以上の人を乗せる必要性のある人は残念ながら軽トラは選べない。
そして、2名乗れて2名分の就寝スペースも確保でき、2人で使うのも良いと思うのだが、個人的には自由を満喫する1人旅にこそ最適なクルマだとも思っている。
ライター:笠原 サタン
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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