懲りずにリベンジ!大御所ブランド登場!
先ほどの試飲の結果にどうしても納得がいかなかった私は、後日もう1本だけ試してみることにしました。
Pisco Portón(ピスコ・ポルトン)といえば、誰もが認めるペルーを代表する一流ワイナリー。そのポルトンの名を掲げるReady to Drinkがもし美味しくなければ、もうその他に期待することはないでしょう。

恐る恐る試飲した結果・・・やっとチルカーノらしいチルカーノにめぐりあえました。さすがポルトン、よかった~!

こちらもやはり甘めではありますが、ちゃんとピスコの味がします。それもそのはず、これまでご紹介した5本の原材料は
- 炭酸水
- 砂糖(またはガムシロップ)
- ピスコ
の順に記載されていましたが、ポルトンのチルカーノは
- 炭酸水
- ピスコ
- 砂糖
となっていました。原材料表示は割合の多いものから記載するルールであることを考えると、ポルトンの製品がよりチルカーノらしいのは当然ですね。
まとめ
今回の試飲で感じたのは、ペルーのReady to Drinkの技術はまだ発展途上であるということ。ピスコやフルーツを使って作る本物のカクテルの味を再現しきれていないのに、ブームに乗って商品化してしまったように思えてなりません。チルカーノはとても好きなカクテルなので、いつかもっと本物らしいReady to Drinkが登場してくれることを祈るばかりです。
またチルカーノ以外にもいろんなカクテルがあるので、リマのスーパーに立ち寄ったらぜひお気に入りの1本を見つけてくださいね。
文・写真・原田慶子/提供元・たびこふれ
【関連記事】
・避暑地アッター湖で、クリムトセンターと「クリムトの庭園」を訪ねる
・ベルリン郊外に残るベルリンの壁跡地でハイキングやサイクリングを楽しむ
・高速列車「あずま」で東海岸を行く、ロンドンーエディンバラ間鉄道の旅
・【北海道】異国情緒溢れる街・小樽に行ったら、たくさんの笑顔に溢れていた。
・ハワイ・ハレイワタウンでランチをするなら?食べたい内容別のおすすめ5店を紹介