あぁ、絶望のマラクヤ

(画像=『たびこふれ』より引用)
ここまでの成果からそろそろ試飲を止めたくなってきた面々ですが、マラクヤ(パッションフルーツ)味を試さないわけにはいきません。というのもマラクヤ味のチルカーノは、基本のレモン味と並び、チルカーノとしては最も一般的かつ人気のフレーバーだからです。
さて、アルコール度数6%のマラクヤを試飲・・・あぁ、何といいましょうか、もう言葉にするのも難しい。香りは辛うじてマラクヤっぽいものの、味は温州ミカンを薄めたような感じ、加えて妙な刺激が舌に残ります。こちらも本当に甘くて、酒好きの3人が全員残してしまいました。
ドクペ好きに捧げるガラナ味
ラストは誰も期待していなかったガラナ味。"extremo(限界、または極限の)"という言葉に、メーカーの気合を感じます。

(画像=『たびこふれ』より引用)
気にあるお味は、ガラナそのもの!こちらもピスコの風味はまったく感じませんでしたが、ガラナ味のカクテルという意味ではこれもあり。「ドクターペッパーの薬っぽさを抜いたような味だね」という感想もありました。強烈な個性と、日本のストロング系缶チューハイの上を行くアルコール度数10%。まさに"extremo"な1本でした。
今回の試飲を総括すると、いずれも甘すぎて我々の口にはあいませんでした。またチルカーノと謳っているにもかかわらず、ピスコの味を感じられなかったのが残念です。
とはいえ甘いカクテルがお好きな方もいるでしょうし、「チルカーノ」ではなく「〇〇フレーバーのアルコール飲料」という捉え方なら、また違った感想もあると思います。ここに記した意見はあくまでも個人の感想ということでご承知おきくださいね。