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ペットにおすすめのリスの種類と飼い方2.バナナリス
ペットにおすすめのリスの種類と飼い方3.インドヤシリス
ペットにおすすめのリスの種類と飼い方2.バナナリス
次にご紹介する飼いやすいリスの種類はバナナリス。名前から察することができるようにバナナを主食として食べます。その姿はシマリスとはまた違った可愛らしさがある品種です。
バナナリスの性格や見た目の特徴
体つきはシマリスと比較するとやや細身でそのせいかくりくりとした大きな目が目立つ美形のリス。性格はこちらもやや臆病者で神経質なところがあり、なかなか野生が抜けない個体もいるでしょう。
値段や大きさ・寿命などの基本情報
大きさは20cm前後とリスの中では少々大きめで、個体数が少なくレア度は高め。そのためにペットショップで取り扱いされる場合も5-7万程度と値段が高くなってしまいます。寿命はシマリスと同様に7歳くらいまで生きるものが多いです。
バナナリスに適した環境
日本でも鎌倉などに野生化して生息しています。日本の気候でも順応するため飼育環境を整えるのにはそれほど難しくないでしょう。地下に穴をほって棲むこともあるので巣箱の位置はケージの床面に。歯が伸び続けるのを削るためとまり木などをかじります。とまり木を設置しない場合は別途かじるものを用意してあげてください。
バナナリス飼育のポイント
野生で生息する個体がいてもやはり寒くなると冬眠して弱ってしまいます。冬場の温度管理はシマリスを参考に暖かくしてあげないと冬眠するたびに弱ると考えてください。リスは弱っているところを見せると大きな動物の捕食対象となるため、その様子を見せずギリギリまでがんばってしまいます。
そのため毎日よく観察していても体調が悪くてもちょこちょことよく動き回り元気に見えるため環境が適応していないのがわかりにくい動物。温度計などを設置してこまめに数字をチェックしてあげてください。
ペットにおすすめのリスの種類と飼い方3.インドヤシリス
インドヤシリスは日本でペットとして飼うことが可能な種類のひとつでとても小さな品種です。見た目はシマリスに似ているのでそのベビーと間違えられることもあるでしょう。このふたつの見分け方などもご紹介しますね。
インドヤシリスの性格や見た目の特徴
インドヤシリスの背中にもシマリスのようなラインが入っていますが、見分け方としては顔がシュッと細長い・しっぽもスリム・シマリスよりも小型の3点があります。非常に警戒心が強い性格をしているので、人の前にはなかなか姿を見せてくれないことも。
飼いやすいかというとその性格から少し飼育が難しめな種類ですが、幼いうちからお世話をしていればなつくものもおりペットとしても飼うことが可能なものといわれています。
値段や大きさ・寿命などの基本情報
小さめと書きましたが具体的な体の大きさは6-10cm程度ととても可愛らしいです。平均的な寿命は5年前後となっています。現在日本への輸入が禁止されている種類であるため値段は付けられないという状況です。すでに国内にいるものから繁殖した小リスを飼うという方法になるでしょう。
インドヤシリスに適した環境
静かな室内で飼うのがこの種類のリスが飼いやすい環境です。音や人との接触によるストレスは大きく、自傷行為をするものやイライラによりしっぽが自然と切れてしまうということにも。
しかしどうしても掃除や移動などで触れなければいけないこともありますので、頻繁でなくても時々触れて慣れさせるという人との生活環境にも慣れさせる必要があります。
インドヤシリス飼育のポイント
ヤシリスという名前はヤシの木に好んで登ることから付けられた名前です。ケージも縦に長く大きめなものを用意して、上下移動しやすい状態にすることで運動不足の解消・ストレスの発散につながります。インドヤシリスを飼う場合はケージの大きさに気を使ってあげてください。