タスクを登録し、進捗管理やメンバーへのタスクの割り振りができる「タスク管理ツール」。多くの企業が導入しており、通常業務に加えてプロジェクト業務、差し込み業務、さらにはDX推進にも活用されています。
本記事では、そんな「タスク管理ツール」について解説。導入するメリットや導入時のポイント、ツールの選び方についてもご紹介します。併せて、便利に活用するための7つのポイントも解説しているので、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
- タスク管理ツールを導入するメリットとは
- タスク管理ツールを導入するべき企業の特徴
- 自社に合ったタスク管理ツールの選び方
タスク管理ツールとは?
「タスク管理ツール」とは、各プロジェクトにおけるタスクを管理できるツールのことです。有名なものだと「Jooto(ジョートー)」や「Trello(トレロ)」「Notion(ノーション)」などがあります。
タスクの洗い出し・担当付け・タスク期日・振り返りなどをできるのがタスク管理ツールを使うメリット。個人タスクを個々で管理する他、タスクをプロジェクトメンバーやチームメンバーと共有するなどの使い方もできます。タスク管理ツールを導入することで進捗や達成度合いが一目でわかるうえ、タスクの漏れも防げます。
タスク管理ツールとプロジェクト管理ツールとの違い
タスク管理ツールとプロジェクト管理ツールに大きな違いはありませんが、タスク管理ツールはシンプルで感覚的に使えるデザインが採用されているのが一般的です。一つひとつのタスクが独立しており、1つ終えるごとにタスクを完了させながら使います。
一方、プロジェクト管理ツールはガントチャート形式で全体や各作業の進捗具合を確認するタイプが一般的。プロジェクトマネージャーが全体の動きを把握したり、作業の偏りをなくすためにタスクの割り振りに活用されます。
タスク管理ツールのなかには、プロジェクト管理機能が搭載されたサービスもあります。プロジェクトの進捗とタスクの管理を一度に行いたい方は、機能の有無もチェックして選んでみてください。
近年タスク管理ツールが注目されている理由
近年、テレワークの普及に伴いタスク管理ツールが注目されています。株式会社ヌーラボが行った「タスク管理」についての調査によると、調査対象800名のうち約6割がタスク管理・プロジェクト管理ツールの導入が必要だと考えていることがわかりました。
テレワーク環境でタスクの抜け漏れを防いだり、タスクの量を把握したりするためには、タスクを一覧で簡単に管理する工夫が必要です。また、マネージャーにおいては、テレワーク下で部下やチームメンバーのタスク量の把握がしにくく、それを解決するためにタスク管理ツールの導入が検討されています。
参考:【調査リリース】タスク管理に課題ありが6割以上!タスク管理ツール導入希望も6割超え