【女性に人気】おすすめの車ランキングTOP5
車の趣向は年齢のほか性別によっても大きく異なります。カーライフを楽しみ、クルマを愛しているCar LOVER’s(カーラバー)の女性にアンケート調査を実施した結果、女性のトレンドもSUVであることがわかりました。なかでも無骨なオフロードカーが大人気です。
【第5位】レクサス NX
第5位はレクサス車全般というアンケート結果でした。レクサスはトヨタが保有する北米向けの高級車ブランドであり、海外自動車メーカーのように哲学やデザインをブランド内で一貫させ、トヨタではできないことを車づくりに反映させています。
ブランド立ち上げ当初は国内販売台数が伸び悩んでいたものの、大きな転機となったのは2014年に登場したレクサス初のコンパクトクロスオーバーSUVとなる初代NXであり、現在の2代目はもっとも売れているレクサス車となっています。
スペック
- 【全長×全幅×全高】4,660mm×1,865mm×1,660mm
- 【ホイールベース】2,690mm
- 【車両重量】1,620〜2,020kg
- 【WLTCモード燃料比率】11.7〜22.2km/L
- 【トランスミッション】8速AT、電気式CVT
- 【駆動方式】2WD(FF)/4WD
- 【乗車定員】5人
- 【新車価格】455〜729万円
どんな人におすすめか
輸入車の魅力的な雰囲気を味わいながら、トヨタ車として安心して乗れるのがレクサス車の持ち味です。輸入車に扱いにくさを感じる方や、低燃費の高級車に乗りたい方にはレクサス車をおすすめします。
NXはトヨタ ハリアーと共通構造であるため、トヨタの最上位クロスオーバーSUVであるハリアーと同等の使い勝手と、それ以上の上質感や静粛性を求める場合は、NXもしくはワンサイズ大型のRXを選ぶほかありません。
【第4位】トヨタ ランドクルーザープラド
ランドクルーザープラドは、70系ランドクルーザーから派生したワゴンモデルのSUVです。
絶対的なオフロード性能よりも快適性を重視しており、ボディサイズはランドクルーザーよりも一回り小さく外観もスタイリッシュ。それでいながら高い悪路走破性能も備わっています。サイズ感や重厚感、走行性能のバランスがカーラバ女子に人気のようです。
スペック
- 【全長×全幅×全高】4,825mm×1,885mm×1,835〜1,850mm
- 【ホイールベース】2,790mm
- 【車両重量】2,050〜2,330kg
- 【WLTCモード燃料比率】8.3〜11.2km/L
- 【トランスミッション】6速AT
- 【駆動方式】フルタイム4WD
- 【乗車定員】5〜7人
- 【新車価格】368万〜554万円
どんな人におすすめか
プラドは大型SUVに乗りたい方の有力な選択肢のひとつとなるでしょう。大柄なランドクルーザーを日常的に利用するには持て余してしまう場合もあるため、排気量やボディサイズからランクルでは無理に感じる人にはプラドがおすすめです。
構造や用途はランドクルーザーとよく似ているものの、プラドはあくまで日常での使い勝手を高めたオフロードSUVです。SNSでは「#ランクル女子」のハッシュタグでひとくくりにされるのではなく「#プラド女子」のハッシュタグで棲み分けがなされています。
【第3位】スズキ ジムニー
ジムニーは本格的な悪路走破性能を備えた軽自動車。日常利用では不便な2ドアであるうえ、軽自動車としては価格も高めであるにもかかわらず、ジムニーはカーラバ女子に大人気です。
現行型となる4代目JB64型は、2代目ジムニーを思わせる無骨なスクエアボディが強調されたものの、現代的なディテールによって都市に似合う車ワールドアーバンカー賞を受賞。この魅力的なデザインに加え、近年のアウトドアブームも相まって、ジムニーは女性人気の間口を広げた立役者となっています。
スペック
- 【全長×全幅×全高】3,395mm×1,475mm×1,725mm
- 【ホイールベース】2,250mm
- 【車両重量】1,040〜1,050kg
- 【WLTCモード燃料比率】14.3〜16.6km/L
- 【トランスミッション】5速MT、4速AT
- 【駆動方式】パートタイム4WD(FR)
- 【乗車定員】4人
- 【新車価格】156万〜196万円
どんな人におすすめか
ジムニーは過酷なアウトドアユースに使う人に適した車です。しかしオフロード走行をせずとも副減速機とパートタイム4WDが備わるジムニーの優れた悪路走破性能は心強く感じられるでしょう。
また、本格的なオフロードカーに乗るには、それなりの出費が必要であるのに対し、軽自動車のジムニーなら手軽に乗れるうえ維持費を大幅に抑えられます。
外観が気に入れば街乗用として選ぶのもよいでしょう。後席にはISOFIXも備わるため、子供が小さいうちなら必要十分な実用性を発揮します。
【第2位】三菱 デリカ D:5
デリカD:5は日常での利便性に富んだミニバンボディと、悪路走破性に優れたSUVシャシー融合させた希少な存在です。この独特な構成とアウトドアブームの高まりに加え、2019年からダイナミックシールドデザインの外観に一新されたことで、デリカD:5は三菱の稼ぎ頭となる人気車種となっています。
スペック
- 【全長×全幅×全高】4,800mm×1,795mm×1,875mm
- 【ホイールベース】2,850mm
- 【車両重量】1,930〜1,980kg
- 【WLTCモード燃料比率】12.6km/L
- 【トランスミッション】8速AT
- 【駆動方式】パートタイム4WD(FF)
- 【乗車定員】7〜8人
- 【新車価格】400万〜448万円
どんな人におすすめか
悪路や雪道で高い走行性能が備わるミニバンが欲しい場合は、デリカD:5がもっとも有力な選択肢となるでしょう。その特性を活かして、大人数でのアウトドアレジャーやアウトドアスポーツ用途やファミリーキャンプを嗜む家庭での使用に最適です。
山奥での車中泊をしなければならないようなシーンでも大活躍するでしょう。他社のミニバンにはないデリカD:5の独特なデザインは、一味変わったミニバンに乗りたい方にもおすすめします。
【第1位】トヨタ ランドクルーザー
トヨタのフラッグシップSUVであるランドクルーザーは、その大きな車体と無骨なデザインに憧れる女性が多いようで「#ランクル女子」のハッシュタグがSNSで生まれる人気ぶりです。
登場から70年以上の歴史がある本格クロスカントリーカーともいえるランドクルーザーの性能やデザインは時代や流行に左右されにくく、現行型が手に入りづらいこともあって旧モデルも高い人気を維持しています。
スペック
- 【全長×全幅×全高】4,950〜4,985mm×1,980〜1,990mm×1,925mm
- 【ホイールベース】2,850mm
- 【車両重量】2,360〜2,560kg
- 【WLTCモード燃料比率】7.9〜9.7km/L
- 【トランスミッション】10速AT
- 【駆動方式】フルタイム4WD
- 【乗車定員】5〜8人
- 【新車価格】510万〜800万円
どんな人におすすめか
ランドクルーザーは燃費を気にせず、アウトドアに車を用いる方や、大きな車に乗りたい人におすすめです。また、純正トレーラーヒッチが設定されている数少ない国産車でもあるため、ボートやジェットスキーを嗜む方にも適しています。
ただし、車内や荷室が広いとはいえ実用性ではミニバンや大型クロスオーバーSUVには劣るため、ファミリーカーの代用として使うのは難しいでしょう。大きなボディによる取り回しの不便もあって、ランクルに乗るにはさまざまな覚悟が必要です。