■ 6年かけて新しい品種の芋を開発

続いて「一刻者」の新しい芋への挑戦についても説明。「一刻者」はこれまで「芋麹」や「芋の品種」、「芋を収穫する時間」など芋について徹底的にこだわってきました。

宝酒造が新しい「一刻者」を開発!まだ生産数が少ないことから「甕オーナー」制度採用 イベントには永瀬正敏も登場
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

その「一刻者」が次に着目したのが「香り」。クリーミーで甘い香りの紫芋とフルーティで甘い香りの橙芋をブレンドしてみたところ、お互いの良さを打ち消し合ってしまい失敗に……。

そこで紫芋と橙芋の特徴をあわせ持つ新しい芋の開発に挑戦。何度も試行錯誤を繰り返し、6年かけて新しい品種の芋の開発に成功します。

まだ名前も決まっていない「新しい芋」は、レーズンやオレンジピールを思わせる洋菓子のような贅沢で濃厚な甘い香りを生み出しているそうです。甘みの中にも爽やかさも少し感じる「一刻者」に仕上がっているとのこと。

■ まずは「甕オーナー」にお届け!

新しい芋の「一刻者」は生産量がまだ少ないので、今回で3回目となる「甕オーナー」制度を採用。「甕オーナー」にのみ、まずは届けられます。

宝酒造が新しい「一刻者」を開発!まだ生産数が少ないことから「甕オーナー」制度採用 イベントには永瀬正敏も登場
(画像=『おたくま経済新聞』より引用)

新しい芋を使用した「一刻者」を貯蔵・熟成する甕を対象に共同オーナーを200名募集。オーナーには作り手しか飲むことができない試作品や熟成途中の一刻者を体験できる特典も。

募集期間は10月31日までで、価格は税込2万7500円。宝酒造のオンラインショップから応募が可能です。