ロジカルシンキングを鍛える5つの習慣
ロジカルシンキングを鍛えるために、普段の生活や仕事を活用しましょう。日常の出来事に対して、ロジカルシンキングで考察や分析を行うのです。
何かの能力を鍛えるためには、それをくり返し使うことが大切です。ロジカルシンキングをくり返し行い、その力を鍛えるための習慣を5つ紹介します。
ロジカルシンキングを鍛える5つの習慣
- 習慣1.常に筋道を立て、因果関係を意識して考える
- 習慣2.事実や根拠を集め、これらを軸に考える
- 習慣3.目的ベースで考える
- 習慣4.言葉選びに気をつける
- 習慣5.習慣1~4を意識して文章を書いてみる
習慣1.常に筋道を立て、因果関係を意識して考える
まずは日常生活でロジカルシンキングを行うことを意識しましょう。常に物事を筋道立てて考えること、事象同士の因果関係に注目することで、ロジカルシンキングの習慣が養われます。
習慣2.事実や根拠を集め、これらを軸に考える
ロジカルシンキングでは結論を導き出すための事実や根拠が必要です。これらのデータが多く集まるほど、思考の過程や結論の正しさが補強されます。
普段から事実や根拠を集める習慣をつくることで、より正しいロジカルシンキングができるようになるでしょう。
習慣3.目的ベースで考える
ロジカルシンキングの目的は、問題を解決したり事実を正しく認識したりすることです。ロジカルシンキングはあくまで手段であることを忘れてはいけません。目的を果たすためにはロジカルシンキングよりも、ラテラルシンキングのような思考法が適していることもあります。
常に目的ベースで考えることで、1つの手段・1つの要素に固執せず、フラットに考える力が養われるでしょう。
習慣4.言葉選びに気をつける
ロジカルシンキングを鍛えるうえで、データの数字を比較したり数値の正しさを確かめたり、言葉を慎重に選んだりすることが大切だとお伝えしました。
言葉選びは思考を進めるうえでも大切ですが、人に物事を筋道立てて、誤解がないように伝えるためにも重要です。言葉選びを意識することで、ロジカルシンキングを応用して、人に話したり提案したりする力も養えるでしょう。
習慣5.習慣1~4を意識して文章を書いてみる
ここまで意識してきた4つの習慣を意識して文章を書いてみることは、ロジカルシンキングのいいトレーニングになります。
文章は、書いたものが形に残ります。そこまで書いてきた内容を確認しながら続きを書いたり直したりすることもできます。頭の中だけで考えるよりも、文章を書きながら考えた方が、理路整然とした思考ができるでしょう。