雨の日の焚き火のコツをご紹介
ポールで熱対策を
タープで焚き火用の屋根を作るときはポールを高くしましょう。ポールが低いと焚き火の熱の影響を受けやすくなったり、火の粉に触れる可能性が高まります。そのため、ポールが低く長時間焚き火にの熱の影響を受けるような使い方は好ましくありません。
難燃加工もコットン製のタープも火の粉が触れた程度では穴が開きにくかったり燃え広がりにくいだけです。決して燃えないわけではないため、熱の影響を最小限にするように心がけましょう。
焚き火の熱で薪を乾燥させる
うまく火起こしができ焚き火の炎が安定してきたら、焚き火台の下や周囲に薪を置いておきましょう。焚き火の周囲に置くことで薪を乾燥させながら焚き火が楽しめます。その後、乾燥させた薪を継ぎ足していくことで雨天でも安定した状態で焚き火ができるでしょう。
また、薪をきちんと乾燥させることで湿っている薪を燃やしたときよりも煙や水蒸気の量を抑えられます。
雨風が強いときは無理をしない
雨風が強い日は、無理に焚き火をしないようにすることも重要です。タープの下でも雨風が強いと横殴りの雨により焚き火台がや薪などが濡れてしまい火起こしが難しくなります。火起こしができても消えやすい状況になるため、ゆっくり焚き火を楽しむことも難しくなることからおすすめできません。
また、風のある日は火の粉が舞いやすくタープが倒壊するおそれもあるため、雨風が強いときは無理に焚き火をしないようにしましょう。
雨の日特有の注意点
少量の薪で焚き火を楽しもう
雨天ではタープの真下で焚き火をすることから火の勢いに注意しましょう。薪を大量にくべて火を大きくしてしまうとタープやテントに燃え広がる危険性があります。また、炎の大きさに応じて周囲の温度も高くなるためタープに悪影響をもたらす可能性があります。
さらに、薪をたくさんもやすことで火の粉が舞いやすくなるため薪は少量ずつ燃やすようにしましょう。
薪の組み方に注意
薪を組むときは高さが出ないように注意しましょう。高さを出すと煙突のように下部から空気を取り込み激しく燃えていきます。雨天でも一度燃え出すと薪が濡れない限り勢いよく燃えていくため、小さい炎を維持するのが難しくなります。
炎の勢いを大きくしたくない場合は、薪を横に倒した状態で着火していくことで大きな火にならないように対策ができます。
雨具について
タープの下で焚き火をしていても雨に当たってしまうこともあるためレインウェア(雨具)を用意するのもコツの一つです。また、タープから落ちた雨水が地面で跳ね返って、足元が汚れやすいことからレインブーツもあるとより快適に過ごせます。
レインウェアを選ぶときは、透湿性を確認して選ぶといいでしょう。透湿性のあるレインウェアは蒸れにくくなるため過ごしやすくなります。