着火方法をご紹介
薪が湿っていない場合について
薪が湿っていない場合は雨天でも着火方法に大きな違いはありません。着火剤を用いて小さな薪から徐々に大きくしていきましょう。薪の組み方はさまざまな方法がありますが、薪の内側まできちんと空気が入るようにすることで安定して燃焼します。
例えば井型に薪を組んでいき、真ん中に燃えやすい杉の葉や新聞紙、着火剤を入れて点火していくだけです。
薪が湿っている場合は工夫が必要
薪が湿っている場合は少量の着火剤では火起こしは難しくなります。また、湿った薪をそのまま井型に組んでも燃えにくいため、薪を細かく割っていく作業が必要です。
薪の表面だけ湿っている場合だと細かく割ることで、内部の乾いている部分が露出して火付きがよくなります。また、細く割ることで薪自体が細くなるため燃えやすくなる効果も期待できます。
一気に着火しよう
前述したように薪を組んでも燃え広がりにくいことから、雨天では着火しづらいため着火剤を多めに使用して一気に燃やすようにしましょう。雨天での焚き火は新聞紙から小枝というふうに徐々に着火するのではなく、ある程度の大きい薪なども含めて同時に火起こしするのが着火のコツです。
小雨のときはタープなしでも楽しめる
火が消えない組み方について
雨天に焚き火をするときはタープの下で楽しむというのが基本です。しかし、小雨の場合は薪の組み方を変えることでタープを張らなくても焚き火ができます。
例えば井型に薪を組んだときは、大きい薪を上に並べて屋根を作るように置きましょう。あとは側面の隙間から中央に入れた着火剤に点火するだけです。また、濡れた新聞紙で覆うという方法あります。中央にある着火剤に直接雨が降り込まないようすればタープが無くても火をつけることができます。
大きい薪は湿っていても大丈夫
前述したように薪が湿っていると燃えにくくなるため、湿っていない薪を使用するというのが焚き火の基本です。しかし、上記のように屋根を作り小さなログハウスのような組み方した場合は、屋根になる部分の薪は湿っていても問題ありません。下から焚き火の炎にさらされて、屋根の部分の薪も自然と乾燥していきます。