初めてインタビューをすることになった場合、どのようなことに気をつけて実施したらいいのか不安な方も多いのではないでしょうか。限られた時間内で相手に質問を行い、回答の中からコンテンツのテーマに合った答えをピックアップし、それを記事としてまとめるまでがインタビューの一連の流れです。

本記事ではインタビュー依頼から準備、当日、終了後までを項目分けしてそれぞれのコツをご紹介しています。これからインタビューに挑戦する方、インタビューをもっと上手に行いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。


本記事の内容をざっくり説明



  • インタビューを依頼するときや質問を考えるときのコツとは

  • インタビュー時に意識したい8つのポイント

  • インタビュー終了後に大切な作業とは



インタビュー取材を依頼するときのポイント・コツ

インタビュー取材は相手にも時間を確保してもらって、一緒に1つのコンテンツを作り上げる仕事です。当日の取材だけでなく、取材準備からプロとしての対応が求められています。そこで、インタビュー取材を依頼するときの4つのコツをご紹介します。

インタビュー取材を依頼するときのポイント・コツ

コツ1.2週間〜1ヵ月前にはアポを取る

コツ2.取材相手(インタビュイー)や、その業界について調べる

コツ3.相手をインタビューしたい理由を熱意を持って伝える

コツ4.取材依頼書を添付する

コツ1.2週間〜1ヵ月前にはアポを取る

インタビュー取材の依頼は、1ヶ月前には行います。難しい場合は、最低でも2週間前に依頼するのがマナーです。

その際、構成や質問項目は送る必要はありません。まだ詳細が決まっていないから……と直前まで連絡をためらうのではなく、まず相手がインタビューを受け付けてくれるのかの意思を確認してから、詳細を決めるのがベターです。

取材依頼のアポ取りをする際には、インタビューの主旨や掲載媒体、インタビュー日程の目安、費用の有無など、相手が判断するのに必要な情報を必ず記載して連絡しましょう。

コツ2.取材相手(インタビュイー)や、その業界について調べる

取材相手であるインタビュイーや、その業界について徹底的に調べることも、インタビュー取材を依頼する際のポイントのひとつです。

依頼を受ける側からすると、業界や自分について詳しい方であれば前提の説明をする必要がなく、取材がスムーズに進むので負担があまりかかりません。的を得た質問も多くなるので、内容が充実したコンテンツを作成してもらえる安心感があります。

また、相手のことを調べていない場合、インタビューのテーマに合っていない人をアサインしてしまう可能性もあります。取材相手がどのような考えを持っているのか、基本的な情報は確認しておくようにしてください。

コツ3.相手をインタビューしたい理由を熱意を持って伝える

取材相手に依頼を受けてもらう一番のコツは、インタビューしたい理由を熱意を持って伝えることです。さまざまな人がいる中で、なぜ取材したいと思ったのか、どんなことを聞きたいのかを具体的に取材メールに記載しましょう。

コツ4.取材依頼書を添付する

下調べや取材理由などが固まったら取材依頼書を作成し、メールやお問い合わせフォームに添付して依頼を出します。

取材依頼書は必要な情報が書かれていれば簡潔な内容で構いません。取材の希望日時や取材場所、取材テーマ、掲載媒体などを記載します。謝礼が決まっているのであれば、謝礼についても記載します。

取材依頼書は、相手が取材を受けるかどうかを決めるのに必要な資料です。取材依頼書の他に資料があるのであれば一緒に添付し、取材の可否を判断してもらいましょう。