ハゼの柳川鍋
ドジョウで有名な柳川鍋ですが、ハゼで作っても美味しいです。ゴボウから旨みや香り、甘みがでるので調味料は必要ありません。
柳川鍋の材料
・下処理したハゼ
・ゴボウ(ささがき)
・溶き卵
・三つ葉、刻みネギ
・山椒
昆布ダシ
・水1L
・昆布15cm角
柳川鍋の作り方
1.水に昆布を1晩浸けておく。※水に昆布を入れ、コトコトと昆布がおどりだしたら火を止め取り出す(塩味が足りないようなら少し塩を加える)。
2.平鍋や陶板、フライパンにハゼを並べ、ゴボウを盛る。
3.2に1をハゼが少しひたるくらいに入れ、ふたをして中火で3分。
4.ゴボウがしんなりして火が通ったことを確認したら、溶き卵(20cm鍋に1つ、フライパンには2~3個)を全体にまわしかけ、ふたをして10秒で火を止め、三つ葉を飾る。
5.取り分け、山椒をふりかけて食べる。
ハゼの甘露煮
ハゼがたくさん釣れたら日持ちしやすい甘露煮もおすすめ。使用する塩分や糖分の量にもよりますが、あまり濃いめに作らなくても冷蔵庫にて10日程度はもちます。
甘露煮の材料
・下処理したハゼ
<タレA>
・緑茶 500ml(水でも可)
・かつおだし 小さじ1
・酢 大さじ1
<タレB>
・酒 50ml
・醤油 25ml<
・みりん 大さじ3
・砂糖 大さじ3
甘露煮の作り方
1.ハゼ(10cm程度の小型のハゼ50匹ほど)の内臓、ウロコを取り、グリル中火で5分焼く。
2.ラップをせずにバットなどに並べ、冷蔵庫で一晩乾燥させる。
3.鍋にタレAとハゼを入れ、蓋せず弱火で30分煮る。タレAに使う材料は、水よりも緑茶のほうが、身のやわらかさ、深みのある風味が増すのでおすすめ。
4.水分が飛んだら、タレBを入れ、落し蓋をして弱火で30分。
ハゼの煮付けと煮こごり
煮付けは小型のハゼが数釣れた時に、簡単に作れるレシピ。ハゼにはコラーゲンが多いので、煮汁を冷ますことで煮こごりも作ることができます。
煮付けと煮こごりの材料
・下処理したハゼ 10~20匹
・水 400cc
・醤油 大さじ3
・酒 大さじ3
・お好みで煮付け、煮こごり用の野菜、臭み消しの梅干し、ネギなど
煮付けと煮こごりの作り方
1.ウロコと内臓を取ったハゼ(素焼きしておくと香ばしさが出る)と、好みの野菜、水、醤油、酒を鍋に入れる。
2.煮こごり用の野菜は別の鍋で下茹でしておく。市販の冷凍野菜などを使うと簡単。
3.ハゼを弱火で15~20分ほど煮込む。煮込むと煮汁が徐々に減ってくるので、鍋を動かして魚に回しかけながら焦げ付かないようにする。これで煮付けは完成。
4.煮こごりを作る場合、煮汁と下茹でした野菜を別の容器に入れて冷ましたら、冷蔵庫で冷やす。半日~1日ほど冷やせばゼリー状に固まるので完成。あまり日持ちはしないので早めに食べよう。