後始末におすすめしたい4つの便利アイテム
1.火消し壺
火消し壺は、酸素を断つことで火を簡単に鎮火させるアイテムです。フタをすることによって、容器の中へ酸素が供給されなくなり、鎮火します。
水をかけずに鎮火できるため、再び点火することも可能です。そのため、焚き火の側から離れる場合や夜間など、一時的に火を消したいときにも便利に使えます。
2.バケツ
バケツは、焚き火を早く消す場合に使います。バケツに水を張り、炭を水に浸けることで消火することが可能です。
バケツで消化する時は、火バサミで炭を1つずつ浸けるようにしましょう。一度にたくさんの炭を入れると、一気に水蒸気が発生してやけどをしてしまうリスクがあります。
炭の消火以外にも、火事の予防としてあらかじめ水を張っておいて、焚き火台の近く用意しておくと安心です。
3.耐熱グローブ
耐熱グローブは、焚き火台や火消し壺など、熱い状態のものを持つときに使用するアイテムです。
基本的に焚き火の後始末をする場合、グローブを着用するようにしてください。グローブを必ず着用することにより、やけどのリスクを軽減できます。
ですが、いくら耐熱だからと言って燃えている炭を耐熱グローブで直接つかまないようにしてください。炭を持つときは、グローブを着用したうえで火バサミを使用してください。
4.火バサミ
火バサミは燃えている薪をつかむためのアイテムで、薪の移動やくべるときにも使えます。先端部分を活用して、炭を細かく砕くことも可能です。
火バサミの先端には尖っているものや、細かい薪を扱いやすいようにピッタリと噛み合う形状のものまでさまざまなものがあります。薪を扱いやすい形状のものを選ぶようにしてください。
また、ハンドル部分に木材が使われているものは熱が伝わりにくく、やけどのリスクを下げられます。
後始末をより簡単にしてくれる2つのアイテム
1.アルミホイル
少しでも焚き火の後始末を楽にしたい場合、事前に焚き火台をアルミホイルでくるんでおくことをおすすめします。これにより燃えた灰もすぐにまとめておくことが可能です。
また、焚き火で調理するようなときでも油汚れが付着することを防げるため、メンテナンスを簡単にできます。
家庭用アルミホイルは避けて!
家庭用アルミホイルは焚き火の高温に耐えられず、溶けてしまうおそれがあるので注意が必要です。焚き火に使用する場合は、アウトドア・バーベキュー用のものを選ぶようにしましょう。
2.火消し袋
火消し壺はかさばるアイテムなので、バイク・徒歩キャンパーにとっては携行しにくいものです。
そんな場合には、使わないときはコンパクトにまとめて携行できる、火消し袋を準備しておくことをおすすめします。こちらも、耐火素材でできているため、高温の炭を安全に消火して持ち帰ることができます。