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まるで部室か秘密基地のような空間も
西島眼鏡店で売っているものとは・・・
まるで部室か秘密基地のような空間も
西島眼鏡店には2階があります。

ここには、眼鏡は置いてありません。

デスクと椅子、、、

なぜか、レコードプレーヤーが置いてあります。右手にはメダカがいる金魚鉢が。ちなみにメダカへの餌やりもできるそうです(1日2回まで。予約制)
コンセントもあって、空いていればワーキングスペースとしても使えるそう。
まるで、部室か、秘密基地みたいな空間です。とても眼鏡屋さんとは思えない。。。
※ちなみに2階は眼鏡を購入した人だけが入ることができます。

電源がまたおしゃれです。
西島眼鏡店で売っているものとは・・・
西島眼鏡店は眼鏡を売っていない、と言いました。
では何を売っているのでしょうか?
私が思うに、眼鏡と共にある"心豊かな世界"を売っているお店だと思います。
お客さんは、眼鏡を買いに来るのではなく、この心地よい世界に浸りに訪れる。
その世界は、決して堅苦しいものじゃない、新興宗教じみてもいない、ワクワク、しみじみ、ほんわか、ウキウキ、そんな嬉しくなる世界なのでしょう。
店内は柔らかい木のぬくもりに包まれていました。そこには三代目店主 西島達志さんの思いが詰まっていました。


さて、お待たせしました。
創業100年以上の歴史を繋ぐ西島眼鏡店三代目店主の西島達志さん(通称ジーマ)です。

<西島眼鏡店 三代目店主 西島達志さん>
ん?ちょっと強面?(笑)
いえいえ柔らかく温かい声で語りかける、穏やかな店主さんです。

カメラを向けると、こんなひょうきんなポーズもサービスしてくださいました。

ちなみにジーマさんは学生時代アメリカンフットボールをやっていたそうで、お店には使いこまれた当時のヘルメットが置いてありました。

そして店内にはこの検定合格証書がありました。

一級技能検定をなんと100点で合格されました。
さあ、眼鏡を売っていない眼鏡店、どんなふうに感じられたでしょうか。
西島眼鏡店はとても深い世界を創り出しています。
ここでご紹介した内容はそのほんの一部です。すべてを表すことはできていません。
西島眼鏡店に興味を持たれたら、ぜひお店のドアを押してみてください。
ワクワク、ドキドキ、じんわり、しみじみ、サプライズに溢れたジーマワールドがお迎えしてくれることでしょう。
※小さなお店です。飛び込みで訪問しても構いませんが、お客さんと接客中の場合、お相手することができません。できれば事前に予約をして訪れることをオススメします。
そうしたらジーマさんが、博物館の学芸員さんよろしく、優しい笑顔で丁寧にこのワールドを案内してくれることでしょう。
大正八年創業 西島眼鏡店
- 住所:〒105-0001 東京都港区虎ノ門2-5-2
- TEL:03-6205-4050
- 営業時間: 11:00~18:00(土曜日のみ11:00~17:00)
- 定休日:日曜、祝日、月曜
文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ
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