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バイクも酷暑で疲弊する……だからスーパーゾイルでリフレッシュしよう

近年の日本の夏は人間はもちろん、バイクにも厳しいものになっている。

空冷エンジンの冷却を担うのは走行風であり、気温が上がれば冷却性が低下していってしまう。

一般的にエンジンオイルの粘度は低ければ低いほど(柔らかいほど)、エンジンの摺動抵抗が低くなるので、始動性や出力、燃費の面でメリットがある。近年のハイブリッド車などの指定オイルが0W-20といった非常に低粘度のオイルを採用するのもそのためだ。

一方、今回エンジンオイルとオイルフィルターの交換を行った空冷エンジンのハーレーダビッドソンのスポーツスターの場合、指定エンジンオイルは20W-50なので、国産空冷エンジン車と比べても非常に粘度の高いオイルを使っていることになる。

これは、粘度が高い(硬い)オイルの方が、エンジンが高温になっても油膜の保持やシリンダーの密閉性に優れるためた。つまり、ハーレーの空冷エンジンはそれだけ発熱量が多く、エンジンオイルに厳しい環境にあることを意味している。

エンジンオイルの理想油温は90度前後

エンジンオイルは気温は低すぎても、高すぎても性能を発揮しづらくなり、おおむね90度前後の状態が理想的と言われている。

気温が低すぎればエンジンオイルは粘度が高いままで、油圧の低下や燃費の悪化などを招くことになる。エンジンの暖気が必要なのはそのためでもある。

一方、気温が高すぎたり、エンジンを回しすぎたりして油温が120度を超えてくると、エンジンオイルはシャバシャバになり、油膜保持力が低下。エンジンには非常に厳しい環境となる。場合によってはオーバーヒートの状態となり、ノッキングの発生や出力の低下などの症状が現れる。

このように、近年の酷暑は空冷エンジンにとって全く好ましくないものであり、夏場を乗り切ったエンジンは、金属表面に少なからずダメージを受けていることも考えられる。

夏場に傷んだエンジンをいたわるのに最適なスーパーゾイル

油膜低下によってダメージを負ったり、摩耗が進んだエンジンには早めにケアをするのがお勧めだ。エンジンを分解せずに使用できて、金属表面の再生効果があるスーパーゾイルならば、手軽かつ効果的なリフレッシュが可能となるのである。

これから秋の本格的なツーリングシーズンがスタート前に、スーパーゾイルを使ってみてはいかがだろうか?