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もっと自分好みのアルコールストーブにする
自作アルコールストーブの注意点

もっと自分好みのアルコールストーブにする

自作アルコールストーブのカスタムのススメ

アルミ缶で作るアルコールストーブはジェット孔の穴の大きさと数によって、火力の強さと燃費を調整することができます。1つ試しに作ってみて、火力に不満を感じたり燃料の消費を押さえたいと思ったら、ジェット孔の数や大きさを調整したものを作ってみるのもおすすめです。

材料費も安いので、いろいろ試してみて自分だけのベストなアルコールストーブを作ってみてください。

ジェット孔と火力・燃費の関係表

以下はアルコールストーブのジェット孔と火力・燃費をまとめた表になります。自分に使いやすいアルミ缶製アルコールストーブを自作する際の参考にしてみてください。ただ、大火力が欲しいからとあまり穴を大きくしすぎたり、数を増やしすぎるのは強度の問題上おすすめしません。やりすぎに注意しましょう。

 火力燃費
ジェット孔の数多いほど強い多いほど悪い
ジェット孔の大きさ大きいほど強い大きいほど悪い

自作アルコールストーブの注意点

アルコールの揮発性に注意

燃料アルコールの主成分となるエタノールは揮発系が高く、人体に有害な物質なので使用の際には換気には十分気を付けなければいけません。もちろん同じアルコールだからと思って口に入れたり、消毒に使用するのも厳禁です。燃料として使う以外の目的で燃料用アルコールを使用しないようにしてください。

このような物質なので、アルコールストーブに燃料を入れる際もこぼさないよう、細心の注意を払う必要があります。

完成したあとは火力調整ができない。

アルコールストーブは単純な構造で安定した火力を出せる代わりに、シングルガスバーナーなどと違って使用中に火力調節ができません。一度完成させてしまうと火力はその時点で固定されてしまうので、料理中に火力の調整をしたい場合はアルコールストーブではなく、シングルガスバーナーなどを用意するようにしてください。

逆に言うと、一度火をつけてしまえば燃料が尽きるまで安定した火力を出し続けることがアルコールストーブの魅力になります。

ゴトクがあると便利

アルコールストーブは自作できる!材料費もかからず簡単に作る方法を伝授します
(画像=『暮らし〜の』より引用)
製品サイズ(約)幅170×奥行150×高さ145mm
収納サイズ(約)180×200×厚さ15mm(バッグ収納時)
重量(約)290g

自作のアルコールストーブはサイズが大きくなく、強度も高くはないので、そのまま飯盒や鍋を置いて調理するには向いていません。安定して鍋を置けるようにゴトクと組み合わせて使うようにしてください。

上記の「カマドスマートストーブ デルタ 」のようにアルコールストーブ用のゴトクも多数販売されているので、自分のお気に入りのゴトクもあわせて探してみてください。